2008年以降、紫苑Sの調教コース別成績は以下の通り。
(新潟開催の2014年除く)
美浦ウッドチップコース調教馬が最多の5勝を挙げている。
今年6月まで運用していた、
美浦・南馬場Bウッドチップコースには直線に上り坂があった。
美浦Bコースの1周距離1600mは、
中山芝・内回りコース(Aコース)の1周距離1667mとほぼ同じ。
美浦・南馬場Bウッドチップコースで6Fから追い切れば、
2度の坂越えが経験できる。
中山芝2000m(内回り)を意識したマラソントレーニングが可能だった。
今週9月2日(火)から新設された、
美浦・南馬場Dウッドチップコースは1周距離2000m。
1周距離2000ⅿは、東京競馬場の芝コース(Aコース使用)2083ⅿとほぼ同じ。
美浦トレセンの調教コースで一番大きく、幅員は20~30mと広くなった。
コーナーリングがしやすく、直線が平坦になり、スピードが出やすくなった。
南馬場Dウッドチップコースの調教時計を調べる限り、
[4F50-51秒台、3F37-38秒台、1F12秒前半]が好走基準。
しかし、直線の上り坂がなくなり、
これまでのBコースのような負荷は掛からなくなった。
直線に急坂がある中山で、スピード調教が通用するのか。
紫苑Sのレース如何で今後の展望が開ける。