不良少年とよばれて…辻三蔵の「ウィークエンダー東京競馬場グランドオープン記念(東京土曜11R)徹底予想!
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 菊花賞以来、「枠内不良」に悩まされたトウショウシロッコ(東京土曜11R)。度重なる「ゲート再審査」でゲート練習を挟みながら調整。順調に使えず、ヤキモキする日々が続いたが、前走から徐々に調子が上向いてきた。エイプリルSの前に大久保洋師に伺うと、「デキは良くなってきたから、後はゲート次第だな」と手応えを感じていた。連日、吉田豊騎手を背にゲート練習していたが、5分以上、ゲートの中に入っていても大人しかった。復活の兆しは既に見えていた。
 エイプリルSは練習の甲斐あって、ゲートをスムーズに出ると、道中は中団をジックリ追走。直線ではメンバー最速の末脚で3着に追い込んだ。少頭数で展開が向かなかったが、復活を感じさせる内容だった。ただ、前走は増減なしとはいえ、488キロと連対体重より20キロ重かった。8分の仕上がりだっただけに、ゲート難を克服した今回は更に上積みが見込める。今週は坂路でショウナンライジン(3歳未勝利)と併せ馬。前走で脚色が見劣った相手に余裕の併入。最近では一番、状態がいい。師も「ゲートを心配せずに中1週で使えるのが何より。本調子になるのはまだ先だが、オープン特別なら勝ってもらわないと困る」とトーンは上がってきた。
 「枠内不良」で近走の成績は冴えないが、京成杯セントライト記念で2着した実力馬。オープン特別でハンデ54キロは恵まれた。しかも今回は左回りの東京コース。利き脚で走れる左回りは手前の替え方がスムーズだけに終いのキレが違う。トウキョウセンセーション!
 相手は本格化したコスモプロデュース阪神大賞典は公営の安藤幸騎手がテンから引っ掛かり通り。相手云々よりも折り合いを欠いて、力を出せなかった。適条件に戻った今回は全4勝を挙げている東京コース。しかも鞍上は1戦1勝と相性がいい蛯名騎手。今回と同じ舞台だった晩秋特別を勝っているように手が合う。今週の追い切りでは僚馬を7馬身突き放す圧巻の動き。攻め駈けしなかった馬がケイコも動くようになった。調子落ちどころか、益々快調だ。
[グランドオープン記念予想]
トウショウシロッコ
○コスモプロデュース
▲アドバンテージ
チェストウイング
トロフィーディール
ダディーズドリーム
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