新装開店!辻三蔵の「ウィークエンダー
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 木曜午後、出走出馬表を持って奥平厩舎に行くと、松岡騎手がやってきた。東京土曜1Rに出走するカラベルラティーについて、奥平師と綿密なミーティング。奥平師がカラベルラティーナのことを一通り説明した後、「メンバーが弱いから勝ち負けになる。頼んだぞ」とゲキが飛んだ。
 デビュー戦(札幌芝1200m)は外から猛然と追い込んでクビ、ハナ差の3着。奥平師が「小さな体(406キロ)で良く頑張った」と感動していたのが印象的だった。続く、2戦目(6着)はレース中に両前脚を骨折。師が落胆していた姿を今でも思い出す。
 4月8日に美浦に帰厩すると、12日に早速、坂路で[4F53秒8〜1F12秒5、G前強め]をマーク。力強い脚捌きで登坂していたように、休養前より逞しくなっていた。直前追い切りでは手綱を抑えたまま、[4F52秒5〜1F12秒5]と鋭く伸びた。牧場で乗り込んでいたこともあり、いきなり走れる体つきだ。
 「いきなり芝で無理したくないので今回はダートを使う。ただ、札幌での追い切り(ダート)を見る限り、ダートはこなせる。ゲートも速いし、砂を被らずに行ければ、スピードで押し切る力はある」と松岡騎手にも話していた。確かに新馬戦で戦った相手は半数の7頭が既に勝ち上がっている。前走で掲示板に載った馬がフサイチリニモ1頭だけという低レベルなメンバーなら力が違う。
 今年のクロフネ産駒はなんと35勝中34勝がダート。クロフネはダート替わりを狙えは鉄則だ。昨夏、奥平師が「小さな体で走る姿を見ると、勇気づけられる。だから、何とか勝たせたい」と話していたカラベルラティーナ。東京競馬場グランドオープンで記念すべき初勝利を飾る。
[東京土曜1R予想]
◎カラベルラティー
マルセイユキャット
フサイチリニモ
☆ビッグクィーン
△ルージュセレクト
△セトウチハート  
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