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現3歳世代は11頭が勝ち上がっている奥平厩舎。中でもタケデンヴィーナス(京都土曜10R端午S)は「あの馬は特別」と奥平師が一目置く成長力でオープン入りした。
前走(中山ダ1200m)は好位から楽に抜け出して快勝。未勝利戦(1着)以来、久しぶりの騎乗だったノリさんはあまりの手応えの良さに「行きっぷりが違っていた」とレース後、興奮気味に話していた。
「ノリさんは可能性を秘めている馬だからダートの短距離戦と限定せず、柔軟に使った方がいいと言っていた。好位で折り合いがつくから距離が延びても大丈夫だし、走りが軽いから芝もこなせる。この馬の成長力には本当に驚かされるよ」と奥平師は目を丸くしていた。
スイートピーSも視野に入れていたが、現状ではダートがベストということで端午Sに照準を絞った。
枠順発表後、厩舎に訪れて出馬を見せると「1番枠か」と一瞬、顔を曇らせた。しかし、私が「速い馬が揃いましたよ」と言うと、「なら、馬群の内で我慢させる競馬になるな」とニヤリ。
オープン特別だけにメンバーは骨っぽいが、過去の勝ち馬であるカネヒキリやゴールドアリュール、レギュラーメンバーといった怪物はいない。タケデンヴィーナス自身、500万のダートでは2戦続けて、古馬1000万と互角の時計で走っている。距離が未知数な分、人気はないが、オープンでも通用する実力はある。
揉まれ弱い面があるパルティーレとヒシカツリーダーは行かなきゃダメなタイプ。パルティーレは前走、藤田騎手の「顔」で楽に先手が取れたが、今回は園田の川原騎手。前走ほど、簡単にはハナには行けない。一方、ヒシカツリーダーの鞍上は小島貞調教師の娘婿の田嶋翔騎手。前走は新人の田中健騎手で逃げ切っていることを思えば、ケンカをしてでもハナに行きたい。両馬とも退くに退けない立場だ。
その2頭を行きたがる面があるロングプライド、岩田騎手のマコトスパルビエロが絡んでいく。ロングプライドの鞍上は今年3勝を全て自厩舎(小野)で勝っている河北騎手。しかし、自厩舎とはいえ、取りこぼせば、乗り替わる可能性は高い。1番人気のプレッシャーものしかかるだけに、前走同様、前がかりの競馬になるだろう。これだけ前が速くなれば、脚を溜めるタケデンヴィーナスには絶好の展開だ。
鞍上は復帰2週目の佐藤哲騎手。常に勝負を意識した乗り方をするだけに、実戦勘が戻った今週は頼りになる存在だ。勝利の女神は三度、微笑む。
[端午S予想]
◎タケデンヴィーナス
○クリーン
▲ロングプライド
☆ダイナミックグロウ
△ケアレスウィスパー
△ワンダフルドーラ
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