チームリーダー丸佳浩

先週8月25、26日は今年3度目の帰広。
8月25日(土)は広島東洋カープが6対2で中日ドラゴンズに勝利!

先発大瀬良大地投手が7回2失点の好投。

打っても2回裏にライト前タイムリーを放ち、投打に渡る活躍。

勝ち星をセリーグ最多の14勝に伸ばした。

ヒーローインタビューではバッテリーを組んだ磯村捕手とお立ち台に上がった。

丸、鈴木、バティスタの3本のホームランも見たし、楽しい1日だった。

8月26日(日)は中日ドラゴンズに11対1で大敗。
5回表終了時点で10対0。
楽しいことは何一つなかったが、チームリーダー丸佳浩に救われた。

5回裏ワンアウトランナーなし。
中日の先発藤嶋の初球を振り抜き、ライトスタンドに30号ホームランを放り込んだ。

広島球団の日本人選手では2005年前田智徳新井貴浩以来の大台到達。
丸自身初の30号ホームランを目の前で見たことで、球場全体のカープファンが大いに沸いた。

思えば、15年連続Bクラスに低迷した2012年まではチームの勝敗ではなく、選手の活躍に希望を見出す時期があった。
丸佳浩が入団した2008年は旧広島市民球場ラストイヤー。

2009年に本拠地がマツダスタジアムに変わっても成績は上がらず、観客動員数は伸び悩んだ。

2011年に1軍で規定打席に初めて到達した丸佳浩は希望の象徴だった。

マツダスタジアムが連日満員になるのは当たり前のことではない。
低迷期を知るからこそ、大敗していても集中力を切らさず、球場に来ているカープファンのために全力プレーを尽くす。

一打席を大事に積み重ねた結果が11年目での30本塁打到達につながった。
丸佳浩の記念すべき日を見ることができて幸せな一日だったな。