美浦・堀宣行厩舎の調教プロファイル(最新版)

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南調教馬場・Dコース(ダート)3コーナー付近

美浦トレーニング・センター茨城県の、

南調教馬場・Dコース(ダート)は馬場改造工事で閉鎖。

閉鎖期間は1月21日(月)~9月2日(月)までの予定。

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南調教馬場・Dコース(ダート)2コーナー付近

使用頻度が高いウッドチップコースを、

現状のBコース(1周距離1600m)からDコース(1周距離2000m)へ移設。

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南調教馬場・Bコース(ウッドチップ)で追い切るオジュウチョウサン

ダートをBコースへ移設し、ゲート練習用のEコース(ダート)を大外に新設する。

9月3日(火)以降、Dコースをウッドチップコースとして使用できる。

工事が始まり、1カ月経つが、

個人的に注目したのは堀宣行厩舎(昨年の関東リーディング2位)の調整方法だ。

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堀宣行厩舎の集団調教

堀宣行厩舎はこれまで、

Dダートコースで半周(約1000m)キャンターを行った後、

ウッドチップコースで5ハロン目から追い切っていた。

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Bコースの5ハロン標識(左側)、向正面入場口(右側)。

改修後は運動量を確保するために、

Dコースのキャンターを坂路(1本追い)に変更。

坂路(1本追い)→ウッドチップコース(5ハロン追い)の、

インターバルトレーニングに切り替えた。 

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シュヴァルツリーゼ(3歳ゼッケン1587番)

3月3日(日)中山11R弥生賞に出走するシュヴァルツリーゼは、

石橋脩騎手を背に最終調整。

2月27日(水)ウッドチップコース3回目のハロー掛けから25分後の午前10時10分入場。

馬場状態が荒れた時間に追い切り、負荷強度を高めた。

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南調教馬場・Aコースのゲート練習場

追い切りを終えた後、ゲート練習を行うのはいつも通りのルーティン。

既存の調教方法に変化を与えることで、改善を図る。

昨年は重賞未勝利に終わった堀厩舎。

インターバルトレーニングを本格的に導入した3月から真価を発揮する。