2019年度、広島東洋カープ・田中広輔選手のカウント別成績では、
バッター有利のカウントで高打率を残している。
ホームランバッターではない田中選手には、
初球からストライクゾーンに投げてくる可能性は高い。
特に先頭打者として迎える1回は、先発投手はストライクが取りやすい球を選択する。
狙い球を絞り、ファーストストライクを捕える打撃技術に定評がある。
打席に向かうまでの心の準備が整っているからこそ、
昨年も2球以内の打者有利なカウントで高打率を残した。
今年は打率.214(42打数9安打、四死球7)と打撃不振に陥っているが、
打者有利なカウントでは結果が出ている。
まずは持ち味の積極性を生かすべきではないか。
ファーストストライクから打っていく姿勢を保ちながら、
狙い球が来なければファウルで粘り出塁に徹する。
Aプラン(ヒット)がダメなら、