美浦トレセンは、
先週から南馬場Bコース(ウッドチップ)が改造工事で閉鎖。
2回福島1週目の調教コース別成績は以下の通り。
先週の重賞競走では、
マイネルサーパス(ラジオNIKKEI賞2着)、
セイウンコウセイ(CBC賞3着)が好走したが、
どちらも美浦坂路調教馬。
特にマイネルサーパスが所属する高木登厩舎は坂路調教のスペシャリスト。
坂路調教では負荷強度を高めるためにひと工夫。
(1)坂路2本追いのインターバルトレーニングを採用。
全長1200mの美浦坂路を2回登坂。帰り馬道(約1000m)2度常歩。
合計4000m以上の運動距離確保。
(2)開門、ハロー掛けから20分後の馬場状態が掘れた時間に追い切る。
直線では大外を回り、運動量を増やす。併せ馬で負荷強度を増す。
(3)好走時計は[4F53ー54秒台、3F37-38秒台、1F12秒前半]。
助走区間(平坦)で引っ掛からないように折り合い専念。
勾配がキツくなるラスト1ハロンで最速ラップを刻む。
特に(3)好走時計は前述のセイウンコウセイ、マイネルサーパスも該当。
美浦坂路のベーシック調教時計として注目だ!