ＪＲＡ・ＧＩの調教プロファイル［2019年秋編］

2019年秋、ＪＲＡ・ＧＩ東西厩舎別成績は以下の通り。

関西馬６勝、関東馬２勝と西高東低の傾向が顕著に出ている。

昨年秋、関東馬はノーザンファーム天栄（福島県）での外厩調整を活用し、

関西馬と互角に渡り合った。

2019年秋、関東馬のＧＩ連対馬の内訳は…。

藤沢和雄厩舎のタワーオブロンドン（馬主ゴドルフィン）は、

在厩調整でスプリンターズＳ勝利。

国枝栄厩舎のアーモンドアイ（馬主シルクレーシング）は、

ノーザンファーム天栄での外厩調整を経て天皇賞（秋）優勝。

12月４日（水）南調教馬場・角馬場でハッキングするアーモンドアイ

ＧＩ２着２回のカレンブーケドール（国枝栄厩舎）は在厩調整で仕上げた。

今秋、秋華賞２着、ジャパンカップ２着と好走したカレンブーケドール

昨年秋同様、ノーザンファーム生産馬が７週連続ＪＲＡ・ＧＩ勝利中。

今年は外厩施設のノーザンファームしがらき（滋賀県）を活用した関西馬が、

好成績を収めている。

関東馬のＪＲＡ・ＧＩ制覇はこの２頭に期待がかかる。

12月15日（日）朝日杯フューチュリティＳ出走予定のサリオスは、

11月９日（土）ノーザンファームしがらきから帰厩。

12月４日（水）美浦坂路で調整するサリオス

12月22日（日）有馬記念出走予定のフィエールマンは、

11月28日（木）ノーザンファーム天栄から帰厩。 

12月４日（水）南馬場Dウッドコースで追い切るフィエールマン

９月に新設された南馬場Dウッドコースでどれだけ負荷を掛けられるのか、

今後の調整に注目だ。