「長い間、待っていただいてありがとうございます」高松宮記念オレハマッテルゼがG1初制覇!辻三蔵の「ウィークエンダーヨシトミさんにとっては2000年高松宮記念キングヘイロー)以来、6年ぶりのG1勝利!アタシもオレハマッテルゼ本命で『馬』紙上の予想は的中!本当に待っていました!ヨシトミさん、おめでとうございます!
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 高松宮記念柴田善臣騎手騎乗のオレハマッテルゼがG1初制覇。ヨシトミさんがゴールした瞬間、ガッツポーズをした会心の騎乗だった。それにしても本当に待ちわびた勝利だった。ウチのヨメはんは大のヨシトミファンだが、昨日、『競馬エイト』のムク(椋木宏)さんに声をかけられ「明日はチャンスじゃないの」と言われたそうだ。確かに昨日のコラム*1でも書いたが、ヨシトミさんが「高松宮記念を使って欲しい」と陣営に進言したように内心、かなり自信を持っていた。『馬』社栗東TMの番記者も陣営の話は「控えめ」でもジョッキーが「強気」ということで本命を打っていたほどだ。
 もちろん、昨日、書いたように勝つには理由がある。このレースに向けて万全に仕上げた陣営の尽力に、早めに抜け出すとソラを使うということで直線に入るまで追い出しを我慢したヨシトミさんの好騎乗。わずかに開いた1頭分の隙間を割ってきたように完璧なレース運びだった。ヨシトミさんは昨年、「長くジョッキー生活を続けたい」ということで一か月間、療養した。その後も体のケアに細心の注意を払い、今年は「大きいところを勝ちたい」と言っていた。それだけに今は最高の気分だろう。ウチのヨメはんも喜んでいるし、本当に良かった!良かった!改めてヨシトミさん、おめでとうございます! 
 さて、高松宮記念は毎年、勝ち時計が1分8秒前後だが、今年も1分8秒0と例年通り。春の中京の最終週に移動してから、馬場が適度に荒れて時計がかかるようになり、スピードと底力が問われるようになった。過去にデュランダルが2年連続2着し、昨年もアドマイヤマックスが勝ったようにマイルG1で勝ち負けできる実力がないと、通用しない。今年の1、2着馬も千二が初めてとはいえ、オレハマッテルゼは京王杯SC東京新聞杯2着、ラインクラフト桜花賞、NHKマイルCを制しているマイラーだった。
 ただ、ラインクラフトは『馬』紙上の予想では△を打ったが、馬券は押さえの押さえ。パドックではプラス4キロと自己最高の470キロで出走していたが、太め感はなかった。ただ、歩様が硬く、本調子には一息だったのは確かだ。しかし、そこはさすがにG1馬。返し馬でグッと気合が乗ると、レースでは引っ張り切れない手応えで好位追走。ただ、4コーナーで反応が鈍くなったのはやはり久々だから。しかも14番枠で外々を回らされる不利がありながら2着。前日予想では評価を下げたが、この強さには素直に脱帽するしかない。
 1番人気のシンボリグラン(6着)は週中、再三、書いていたことが現実になった。返し馬でムキになって走っていたようにやはり気負いが見られた。出遅れたのも鞍上がスタートでデリケートになりすぎたからだろう。やはり、普段と違う調整方法をしたときは陣営のコメントをそのまま鵜呑みにするのではなく、注意して欲しい。
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 ありがとうございました。