ファイナルアンサー?ダービーに出走する関東馬ジャリスコライトだけ?辻三蔵の「ウィークエンダー。関東最後の砦!プリンシパルS(東京土曜11R)を徹底予想!春天の二の舞だけは…。 
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 青葉賞皐月賞に出走しなかった関西馬がワンツースリー。プリンシパルSには関西馬が9頭、京都新聞杯でもセレスケイを除いては全て関西馬とダービー戦線はオールザッツカンサイ!ダービーに出走確定の関東馬は本賞金3200万のジャリスコライトだけ。トライアルの結果次第では本賞金1650万のインテレットですらボーダーラインだ。
 皐月賞に出走したニシノアンサーは本賞金1200万ではほぼムリ。ダービー出走を賭けて背水の陣を敷いた。皐月賞は大外枠を引いた時点でアウト。しかもステキシンスケクンゴウゴウキリシマフサイチリシャールとハナの譲り合いになって、中途半端な3番手。何もできぬまま、14着に沈んだ。しかし、逃げなきゃ着順はこんなもの。それこそハナを切ってナンボの馬だ。
 単騎で行けば、クローバー賞(2着)でアドマイヤムーンとハナ差の大接戦なら、ホープフルS(1着)ではアドマイヤメインの追撃を楽々振り切った。スプリングSでもメイショウサムソンフサイチリシャールの強襲に遭いながら、5着に踏ん張ったように逃げれば、本当にしぶとい。鞍上は今回限りの横山典騎手。オープンで好走したときはいずれもノリさんなように完全に手の内に入れている。同馬主のニシノフリーダムは先行型なため、出走を回避。少しでも楽に行ける条件を揃えた念の入り様だ。13番枠を引いたが、同型のビーオブザバンはダッシュが遅い。鞍上は若手の川田騎手だけにノリさんが行けば、競り合うことはない。前走は走っていないだけに疲れは皆無。関東馬の意地を見せる。
 相手はそのビーオブザバン。デビュー前に放馬*1しただけで大騒ぎになった評判馬が紆余曲折を経てクラシックに間に合った。2勝はいずれも逃げ切りだが、控える競馬もできるだけに2番手でも問題なし。ニシノが作る5F60秒前半のSペースを利用すれば、自らハナを切るよりも楽な競馬ができる。切れる脚はないが、先行してしぶといのがこの馬の持ち味。メンバーに瞬発力に富んだタイプはいないだけに先週の青葉賞同様、行った行ったになる可能性は高い。今週の追い切りではフサイチリシャールの調教パートナーを務めるほど、状態はいい。ディープインパクトキングカメハメハと2年連続、ダービーオーナーになった金子真人氏。やはり、ダービーには黒、青袖、黄鋸歯形とおなじみの勝負服がないと、物足りない?
 まとめて負かすなら、まだ底を見せていないマジックアワー。はなみずき賞(3着)ではキャリア2戦ながら、ビーオブザバンと大接戦。休み明けでいきなり昇級戦だったことを思えば、勝ちに等しい内容だ。幸騎手が素質に惚れ込んでいる山本厩舎最後の大物。ここでアッサリ勝つようだと、ダービー制覇も夢じゃない?
 後は先週の青葉賞で上位を独占した毎日杯組のヴィクトリーラントップオブツヨシマチカネアカツキゼンノジャンゴピサノクウカイと過去5年で3連対している藤沢和厩舎のゴールドキングは過大評価。デビュー2戦は時計の裏づけもないし、相手も弱すぎた。修羅場で揉まれた関西馬と比べたら、キャリア不足は否めない。同じSS産駒でも、大物感ならマジックアワーの方が遥かに上だ。 
[プリンシパルS予想]
ニシノアンサー
○ビーオブザバン
▲マジックアワー
ヴィクトリーラン
トップオブツヨシ
△リメインオブサザン
メジロマシューズ
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