ガチンコ！ファイトクラブ！辻三蔵の「ウィークエンダー」。
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古馬準オープンの出馬ラッシュが今では社会問題に発展しているが、これは短距離に限った話。韓国馬事会杯（中山土曜11Ｒ、芝1200ｍ）は特別登録の段階で45頭。最終的には40頭が出馬投票し、24頭が除外された。しかし、御堂筋Ｓ（阪神土曜10Ｒ、芝2400ｍ）は特別登録でフルゲート割れの15頭（14頭出走）。これなら除外の心配もなく、レースに合わせた調整ができる。
大久保洋厩舎のファイトクラブは４年連続出走の珍記録？がかかった先週のアメジストＳを除外された。ただ、優先出走権がなかった先週は12頭が除外された狭き門。その点、優先出走権を持っている今回は万全の調整ができる。しかも今年のアメジストＳは芝1800ｍ（２１２８）から鬼門の芝2000ｍ（０００12）だった。おまけに苦手の重馬場（０００３）とくれば、除外されたのはむしろ幸運？
今週の坂路ではケイコ駈けしない馬が併せ馬で余裕の先着。最近では一番、動きが良かった。１年半もの間、脚部不安に悩まされた馬が７歳にしてようやく本格化した。白富士Ｓ（オープン、４着）を含めて、５戦連続、掲示板に載る安定感。マツリダゴッホ（ＡＪＣＣ１着）やネヴァブション（白富士Ｓ１着）、バイロイト（万葉Ｓ１着）といった強豪相手に0.4秒差以内で戦っている。足りないのは勝ち運だけだ。
鞍上は４年前のアメジストＳ（１着）以来、久しぶりにコンビを組む武豊騎手（１０００）。特別登録の段階で武豊騎手が空いていたのが一番の幸運。勝ち味に遅い同馬にとっては最高のジョッキーだ。スローペースになりがちな阪神芝外回り2400ｍで重要なのは距離実績よりもジョッキーのコース適性。ここ一番で頼りになるのはやはりユタカ。今週は大久保洋師が西のユタカ*1で勝負を賭けてきた。ガチンコ！ファイトクラブ！
［御堂筋Ｓ予想］
◎ファイトクラブ
○マキハタサイボーグ
▲ダークメッセージ
☆エイシンニーザン
△コスモテナシャス
△バトルブレーヴ
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