哀 ふるえる哀…。黄梅賞は岡田オーナーの「今年のダービー馬」マイネルスケルツィが圧勝!辻三蔵の「ウィークエンダー」。ダービーへの夢、再び…中山日曜競馬を徹底予想!この後は中1週でスプリングSに参戦。悲劇は繰り返されるのか…。
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土曜日の黄梅賞をぶっちぎりで勝ったマイネルスケルツィ。ただ、レースぶりを見ると、マイラーなのは否めない。好スタートを切ると、前走同様、行きたがったが、ここでヨシトミさんが無理に抑えずに行かせたのがファインプレー。逃げ馬の後ろで折り合いをつけると、直線で後続を一気に突き放した。今回は5F59秒6とマイルにしてはゆったりとしたペースだったが、重賞クラスの速い流れなら折り合いはつきやすい。ヨシトミさんも「マイルが合う」というようにぜひマイル戦線に挑んで欲しいが、次走は中1週でスプリングSに予定。やはり、目指すはダービー一本。しかし、この押せ押せのローテーションは心配だ。今回のパドックでも若干、気負っていたように中1週でこれ以上、テンションが高くなるのは不安。ましてやスプリングSではヨシトミさんはエフセイコーに乗るため、騎乗できない。ヨシトミさんでなければ、この馬の良さを引き出せまい。この馬の将来を考えれば、ここで無理をする必要はあるのだろうか…。
マイネル軍団といえば、先週の阪急杯でコスモサンビームが亡くなった。コスモバルクが出走したあの2年前のダービー。マイネル軍団は5頭出走していたが、マイネルブルックはレース中に故障し予後不良、マイネルマクロスは競争能力喪失で引退。マイネルデュプレ、コスモサンビームは脚部不安で1年以上の闘病生活を余儀なくされた。
それでもマイネルデュプレ(中山日曜10R)はダービー以来、1年7カ月ぶりに戦線復帰した。しかし、美浦に帰ってきたばかりの姿は痛々しかった。脚元を庇って、全力で走れない。3歳時の面影は全くなかった。
しかし、彼は懸命に走った。叩き2戦目、ケイコの動きが変わってきたので新聞紙上で対抗を打ったら2着に激走。柴山騎手が本調子なら差し切っていたはずだ。何たって共同通信杯をナリタブライアン、ジャングルポケットを上回るレースレコードで勝った実力馬。準オープンでは力が違いすぎる。
今週の追い切りでは躍動感溢れるフットワークで良化は歴然。鞍上にはクラシックで苦楽を共にしたヨシトミさん。あの悲劇のダービーからもうすぐ2年。募る思いはある。生きてこそ得られる栄光がある。
[アクアマリンS予想]
◎マイネルデュプレ
○メテオバースト
▲ニホンピロキース
☆トウキュウトップ
△サムライハート
△マルブツライト
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