天使のような悪魔の笑顔…辻三蔵の「ウィークエンダー
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 今年の桜花賞は絶妙なシャッフル。ウオッカが角居師の希望通り、外枠14番を引き当てた。内で包まれたくないだけにベストの枠順だが、隣りには15番アストンマーチャン、大外18番にはダイワスカーレットが入った。そして最内1番枠に逃げ宣言したショウナンタレントがビンゴ。このサジ加減が絶妙だ。これでショウナンタレントの単騎逃げは確定。ウオッカの外枠にいるアストンマーチャンダイワスカーレットが絡んでくることはまずない。他に行きたい馬もいないだけに緩急自在の逃げが打てる。 これがまた面白い。ショウナンタレントはフラワーCで未勝利戦を勝ったときと同タイムで逃げ切った。前半5F61秒0は未勝利戦より0秒2遅いだけ。マイペースで行けば、寸分狂わず、正確なラップを刻める。
 更にマイルでは変幻自在の逃げを打つ。菜の花賞は前半5F60秒6のスローペースで2着、きんせんか賞(1着)では一転して58秒7のハイペースで逃げ切った。同じコースにも関わらず、全く違うペースで逃げて結果を残している。一本調子の逃げ馬ではない。
 ウオッカダイワスカーレットアストンマーチャンにとって、一番、嫌なのはスローペースで流れること。折り合いにまだ不安があるだけにできれば、ペースは速くなって欲しい。すべてはヨシトミさんの胸三寸だ。

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