衝撃のメジャーデビュー!辻三蔵の「ウィークエンダー
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 先週、2勝を挙げて、今年の勝ち星を13に延ばした奥平厩舎。これでトップの松山厩舎(15勝)に次ぐ、全国リーディングトレーナー2位に上がった。
 今週のオススメは中山日曜3Rトウショウガナーだ。未出走馬だが、先週の段階で奥平師は「ウチにいる未勝利馬ではスイートフィズ(先週、7馬身差圧勝)とトウショウガナーはトップクラス。未勝利勝ちはもちろん、上のクラスでもやれる。ガナーはかなり走るよ」と絶賛。その言葉を裏付けるように今週の追い切りが凄かった。
 日曜日の坂路で驚愕の1F11秒4。ココナッツパンチ皐月賞)が先週の坂路で叩き出したタイレコードを楽々出した。しかも今週の坂路では軽く仕掛けて、格上のオレンジスムージー(3歳500万)を6馬身チギッた。時計も4F50秒4と文句なし。まさに重賞クラスの器だ。「秋山(調教厩務員)が乗ってこれだけ速い時計が出るのだから、体重が軽い乗り手なら楽に49秒台が出る。スタートを普通に出れば、結果はついてくる」と期待は大きい。
 母は「G3」3勝のマザートウショウ。兄には平地5勝のトウショウトリガーがいる名門奥平厩舎ゆかりの良血だ。初出走だが、今の未勝利戦ならぶっちぎりまである。衝撃のメジャーデビューだ。
 穴で面白いのは福島土曜11Rシルキーオメガ。師は「久々だからな…」と慎重だったが、直前追い切りが抜群に良かった。北Cコース(良)で[5F64秒6〜1F11秒8]の好時計をマーク。放牧先の天工トレセンで乗り込んでいたこともあり、今までの休み明けで一番、動きがいい。
 「外から被されると、嫌気を出す。外枠からスンナリ先行するのが理想」と師は話していたが、今回は最内1番枠。最悪の枠順だが、逆に「この枠なら前に行くしかない」と腹が決まった。メンバーを見渡すと、先行すれば、結果はついてくる。
 有力先行馬が軒並み除外されて、他力本願の差し馬ばかり。前に行きそうなのは3番ティズインパルスと大外15番ストームタイガー(中館騎手)だけ。他に速い馬はいないだけに無理せず、先行できる。
 2走前(14着)は2番枠から一旦、ハナを切ったが、勝ち馬に絡まれて、気難しさを露呈した。連闘で挑んだ前走もまた内枠6番。しかし、ケイコでクセを掴んでいた高橋智騎手が好リード。揉まれないように思い切って後方待機。大外から6着まで追い上げた。このときは権利取りで投票して、運悪く?抽選が通ってしまった。そのため、マイナス10キロと大幅に体が減ってしまった。それでも走破時計(中京ダ1700m)の1分46秒6は人気を背負うブラックランナーやメイショウセレット、リワードジオン、ティズインパルスが同条件で走ったときよりも速い。自分の競馬ができれば、このクラスでもやれる。
 放牧で立て直した今回は馬体回復に専念。高橋智騎手がつきっきりで仕上げた。高橋智騎手はこの一鞍のために福島に出張。自ら追い切りをつけて手応えを掴んでいるだけに気合が入る一戦だ。ジョッキーの勝負駆けに賭ける。
[福島土曜11R渡利特別]
◎シルキーオメガ
○ストームタイガー
▲パントマイミスト
フェラーリファイブ
△ブラックランナー
△ナスケンウインド
[中山日曜3R]
◎トウショウガナー
○フリーアディション
▲コアレスハリケーン
☆テンジンミナトオー
△ゴーリドクリッパー
△クロスナビゲーター
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