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　東京は夜の十一時！辻三蔵の「ウィークエンダー」。エプソムＣ（東京日曜11Ｒ）徹底予想！
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　国分寺は夜の十二時。午後９時頃からポツポツと降り始めた雨は11時を回ると、雨足が強くなった。隣町の府中ももちろん雨。明日の昼まで弱い雨が降り続ける。明日の芝コースは重スタート。メインレースの頃には稍重まで回復するだろうが、馬場がかなり荒れているのは間違いない。
　エプソムＣは単勝一桁配当が７頭いる大混戦。午前０時現在、単勝１番人気はサイレントプライドの570円。２番人気がデアリングハートの710円なように、頭一つ抜けた人気だ。これは重馬場で２戦２勝の道悪巧者ぶりが評価された形だ。現に切れ味勝負のピサノパテックは雨足が強くなる度に評価を下げて、６番人気（860円）まで急落した。重馬場で４戦２勝のダンスインザモアが５番人気（790円）に甘んじているのは出遅れ癖があるからだ。
　ハナを切るのはヨシトミさんのファイングレイン。ヨシトミさんが先手を奪えば、ペースは落ち着く。２番手にサイレントプライドがつければ、他馬も動くに動けない。緩やかにレースは進むだろう。ヨシトミさんが直線で真ん中に出せば、馬群も外へ流れていく。土曜日の段階で内側はかなり掘れてきた。馬場のいい外側を優先的に通れる先行馬が有利なのは間違いない。
　サイレントプライドにとっては絶好の展開だが、１頭になると、気を抜く面があるのが弱点。新潟大賞典同様、早めに先頭に立てば、ゴール前、足元をすくわれる可能性は高い。要はサイレントプライドの直後につける刺客を探せばいい。　
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