夏の終わり!辻三蔵の「ウィークエンダー
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 セントウルSサマースプリントシリーズ終戦にふさわしい豪華メンバー?函館スプリントS1着、キーンランドカップ2着のアグネスラズベリに、アイビスSDを制したサンアディユ北九州記念を勝ったキョウワロアリングキーンランドカップ覇者クーヴェルチュールを除く、ステークスウィナーが揃った。
 セントウルSは昨年からG2に昇格しているため、1着は12点と得点が高い。アグネスラズベリが15点でトップだが、3位サンアディユ(11点)、4位キョウワロアリング(10点)はもちろん、8位アルーリングボイス(5点)も逆転のチャンスがある。
 ただ、サマースプリントシリーズを争う馬がセントウルSで勝ち負けするとは限らない。それどころか、低レベルな戦いになる可能性もある。キョウワロアリングサンアディユアルーリングボイスメイショウトッパーといった北九州記念組(7頭)は前走がピークだっただけに明らかにパフォーマンスが落ちている。追い切りを見る限り、猛暑の小倉で目一杯に走った反動が出ている。
 アグネスラズベリは先週29日(水)に札幌から栗東に帰厩した。2日(日)に坂路で軽めの時計を出して、明日木曜日に最終追い切りを行う。中1週だけに速い時計は出さないだろうが、熱発明けの前走(2着)で激走した反動が心配だ。ただでさえ、押せ押せのローテーションなのに、今回は長距離輸送もこなした。しかも涼しい札幌から残暑厳しい栗東に気候が変わる。昨年の覇者シーイズトウショウが同じローテーションをこなしたが、調整過程が全く違う。疲れが吹き出してもおかしくない。夏の終わりの始まりだ。
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