変身!ダメジャー!辻三蔵の「ウィークエンダー毎日王冠追い切り診断!
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 安田記念1、2着馬が参戦する毎日王冠天皇賞(秋)の前哨戦になるが、両馬の明暗はくっきり分かれた。ダイワメジャーは細い位の体付きで帰厩してきた。咋秋から調整方法を完全に把握したこともあり、予定通り、メニューをこなしている。帰厩当初は軽めの調教で体を慣らし、ピッチを上げるのは1週前追い切りからだ。
 先週の南ウッドコースでは[5F64秒4を出したが、1F12秒9(強め)と終いの反応は物足りなかった。しかし、このひと追いでレースが近づいているのがわかったのだろう。直前追い切りでガラリ一変した。
 今週の南ウッドでは5Fからマイネルーチェ秋華賞)を9馬身追走。直線入り口で引っ張り切れない手応えで並びかける。ゴール前、軽く仕掛けると、僚馬を一気に突き放した(5F63秒8〜1F12秒0)。実戦を使っていけば、楽に61秒台が出るが、休み明けとしては合格点だ。ノドの調子も秋緒戦ということもあり、息遣いはいい。本調子と比べると、9分のデキだが、前哨戦なら満足のいく仕上がりだ。
 コンゴウリキシオーは太く見せる体型とはいえ、腹回りがボテッとしている。いかにも「休み明け」という体つきだ。ダメジャーとがっぷり四つに組めるデキにはない。

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