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　逆襲！辻三蔵の「ウィークエンダー」。
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　「敗因がわからない」と奥平師は呟いた。フランドルシチー（東京土曜２Ｒ）は自信を持って臨んだ前走がまさかの６着。「３コーナーから早めに被されたとはいえ、いくらなんでも負けすぎ。あの時計で走れない馬じゃないよ」とショックを受けていた。
　５着以内に与えられる優先出走権が得られなかったため、短期放牧に出ていたが、わずか１週間で帰厩した。「牧場でノドを調べてみたら、かなり腫れていたよ。だから、息切れしたんだな。抗生物質を打ったらすっかり良くなったし、すぐに（美浦に）戻したよ」とほっとした様子。
　２週続けて、坂路でビシッと追って、息は整った。「未勝利では力が違うと思うから、ノリさんにも勝ちに行く競馬をしてくれと言う。今週も一番、自信があるのはこれだな」と苦笑い。確勝を期した一戦だ。
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