攻めてこそ、得られる栄光がある!辻三蔵の「ウィークエンダー
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「GIに使うときにはギリギリのところで仕上げている。攻めすぎてもいけないし、守りに入ってもいけない。そのサジ加減が難しい。最善と思ったことが上手くいくとは限らないし、紙一重のところでやっているよ」キャプテントゥーレの故障の話を聞いて、小島茂調教師の言葉を思い出した。皐月賞を勝ったキャプテントゥーレが左前脚の第3手根骨を骨折していたことが判明した。全治9か月と診断され、年内の出走は絶望的となった。キャプテントゥーレ皐月賞でマイナス18キロとギリギリまで体を絞ってきた。2週続けて、坂路でビシッと追って、追い切りの翌日にはゲート練習も課した。森厩舎にしては異例とも言えるハードな攻め馬をこなしていた。全ては勝利のために、究極の仕上がりで挑んできた。鞍上の川田騎手も集中していた。日曜日は皐月賞まで騎乗せず、本番に臨んだ。「弥生賞と同じ競馬ではマイネルチャールズに勝てない」思い切って主導権を奪うことで勝機を見出した。他馬は虚を突かれて、身動きが取れなかった。自ら勝ちに行くことで勝利を掴み取った。
 「競馬は勝負事。だから、馬作りにも攻める気持ちが必要だ」と小島茂調教師は話していた。皐月賞キャプテントゥーレは攻めに攻めて、頂点に立った。攻めてこそ、得られる栄光がある。しかし、クラシックは厳しく、過酷だ。骨折したのは残念だが、勝利の栄光が色褪せることはない。

辻三蔵の「お仕事」
(連載)IPAT馬券道場ブログ今週のオススメ馬、載ってます!
    JRAHP「新馬クラシック情報」
日本農業新聞』日曜日付、芸能 スポーツ面で「GI予想」掲載中!
(予想)『穴党OnLine』コラム:元気はつらつ!辻三蔵の大穴☆ホームラン!東西メイン、厳選レース予想しています。
(雑誌)『優駿』4月号「皐月賞桜花賞プレビュー」(ストロングポイントを探せ、ステップレース分析を担当)
    『サラブレ』5月号「皐月賞展望」マイネルチャールズ(松岡騎手)、スマイルジャック(小桧山調教師)関係者インタビュー。
             「精鋭TM騎手馬券術FILE」大庭、田中剛騎手取り上げています。  
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