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　復活のシナリオ！辻三蔵の「ウィークエンダー」。
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「馬がフヌケになっているんですよ」
　春シーズンは思わぬスランプに陥ったゴスホークケン。個人的には鞍上が馬との信頼関係を築けなかったことが不振の原因*1と思っているが、ＮＨＫマイルＣ（12着）の敗因を斎藤誠調教師は気持ちの問題と話す。「逃げるなら朝日杯ＦＳ（前半５Ｆ58秒３）のようにハイペースで飛ばしていく形がベストですが、ペース（59秒２）が遅くて他馬に並びかけられたときには走るのをやめていました。心配していた気が小さい面を見せてしまいましたね」と無念の表情を浮かべる。
　ＮＨＫマイルＣ後は放牧に出さずに、函館スプリントＳを目標に調整している。先週は新たにコンビを組む松岡正海騎手を背に追い切った。「今週の追い切りでは併せ馬で闘志を駆り立てるのが目的でした。併せた相手が動かなかったので単走になりましたが、今後も気合を乗せていく調教になるでしょう」と復活への第一歩を踏み出した。
　「1200ｍを使う理由は一生懸命に走ることを思い出させるためです。1600ｍでは楽に先行できましたが、1200ｍでは追っ付けながらの追走になるでしょう。馬がフヌケになっているので、闘志を戻すキッカケになればいいですね」と笑みを浮かべる。
函館スプリントＳから松岡騎手が騎乗するが、「正海は調教から将来を考えて乗ってくれます。言葉に出さなくても私が考えていることを理解していますし、意思疎通ができています。だから、レースでも安心して任せられますよ」と鞍上との信頼関係は厚い。
「走る気が出てくれば、1200ｍから距離を延ばすこともできます。何としてでも復活させますよ」齋藤誠調教師は断固たる決意を語った。

☆辻三蔵の「お仕事」。
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（雑誌）『サラブレ』６月号「日本ダービー」「著名競馬マスコミ人の予想をどーんと公開！　ダービー＆オークス９つの解答」でクラシック予想しています。
（ムック）『ＰＯＧの達人』（通称赤本）厩舎レポート（大久保洋、奥平、古賀慎、小島茂、齋藤誠）、クロスレビュー、山元トレセンレポートを担当。
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*1:『サラブレmobile』『サラブレmobile』「速攻レースインプレッション」ＮＨＫマイルＣレース回顧参照