百万パワー!辻三蔵の「ウィークエンダー
 キングストリート&シルポートを所有する百万武夫オーナーにあやかりたい?ということで、帯封狙いで予想を組み立てた先週の『KEIBAコンシェルジュ』。前週、古谷&棟広コンシェルジュがそれぞれ十万馬券を的中したこともあり、自らにプレッシャーをかけて出演したが、百万…とはいかずとも、十万馬券的中!スタンダードプラン(2月9日東京9R箱根特別)で推した◎エイシンフレンチが8番人気1着、3連単◎-▲-△124,860円(16点)、3連複18,810円(15点)、馬連6,310円(6点)を総取り。大久保洋厩舎の今年初勝利を十万馬券的中で飾れたことは喜ばしい限りだ。
 ただ、振り回してばかりでもダメなので、ヒット狙いで取り上げた東京7R(◎トキノエクセレント7番人気2着、馬連1,570円)、小倉メインの皿倉山特別(◎クジュウクシマ2番人気2着、馬連1,220円)を確実に当てたのも良かった。
 東京新聞杯は◎キングストリート(7番人気2着)−○ゴールスキー(2番人気3着)まではドンピシャだったが、マイルCS以来の出走だったスマイルジャックを軽視したのでハズレ。それでも、安田記念を目標にする休養明けの実績馬(ダノンヨーヨーショウワモダン)よりも、賞金加算を目的に照準を定めた馬を狙う基本方針は合っていた。スマイルジャックマイルCS(落馬負傷で乗り替わり)の悔しさを晴らすべく、三浦騎手の勝ちたい気持ちが前面に出ていた。再びG1で戦うためにも目の前の勝利が必要だったのだろう。
 きさらぎ賞は「京都芝1800m(外回り)はディープインパクト産駒を狙え」の鉄則通り、ディープ産駒の○トーセンラー(3番人気)が快勝。重賞実績と配当面を加味してコティリオンに◎を打ったが、方向性は間違っていなかった。これで現3歳世代の京都芝1800m種牡馬別成績でディープインパクト産駒は全15勝中8勝を挙げたことになり、勝率34.8%、連対率56.5はダントツの成績だ(2010年10月9日〜2011年2月6日)。ただ、勝ったトーセンラーはマイナス10キロとギリギリまで仕上げた反動が心配になるところ。賞金加算には成功したが、かなり無理を強いたレース内容だっただけに今後の体調面に注意を払いたい。
 アフターケアプランはムチャぶりすぎて、百万馬券の夢は儚く散ったが…。百万馬券的中は次回の出演(2月19日フェブラリーS)まで取っておこう。できれば、オー…で取りたいものだ。