勝負の3連戦

 9月15日から17日までの中山3日間開催は勝負の3連戦。勝ち越しを最低条件に臨んだが、『競馬道On Line』「プレミアム予想」では中山の特別競走全9鞍中6鞍が的中した。
 15日(土)は土曜9R犬吠崎特別(◎ダークマレイン6番人気1着、馬連◎-○2,180円)を皮切りに、土曜10R浦安特別(追い切り注目穴馬◎カフェシュプリーム2番人気1着)、土曜11RレインボーS(◎ケニアブラック5番人気2着、馬連○-◎1,900円)と3鞍完全的中。
 16日(日)は中山11Rラジオ日本賞(◎トーセンアドミラル3番人気3着)で3連単▲-△-◎21,400円が的中。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』に出演した17日(月)は中山9RカンナS(◎ヴァンフレーシュ1番人気1着)で3連単◎-○-▲156,070円が大本線で当たった。中山10R松戸特別(◎ウイニングサルート2番人気2着)でも3連単△-◎-○8,120円が的中。勝負の3連戦を大幅プラスで乗り切った。この1ヶ月間、取り組んできたことが実を結んだ形になった。
 8月12日、関屋記念*1が終わった後、予想方法を根本的に変えた。
 これまでは「予想界のランス*2」を目指していたが、最近は「三振かホームランか」ならまだしも堂林のようにバットにも当たらず、三振だけが増えていった。関屋記念で本命のアスカトップレディが為す術もなく大敗したときに、希望…、いや願望的予測に基づいた予想をやめた。
 「全打席ホームラン狙い」の姿勢は変わらないが、ホームランが狙えないレースでは無茶振りせず、ヒット狙いに徹した。
 前述の中山9RカンナSでは5つのチェック項目で満点を取った1番人気のヴァンフレーシュが本命になった。(1)過去9年のレース傾向(前走脚質別成績では先行、追込馬が7勝。前走で追い込んで勝った内容が秀逸)、(2)高速馬場への対応(前走の勝ち時計は翌週の2歳オープン特別より0秒1速い)、(3)脚質(逃げ差し自在で展開に左右されない)、(4)鞍上(吉田豊騎手はカンナSで4戦2勝2着1回と相性良し)、(5)調教(開門から30分近く経った坂路で荒れ馬場を気にせずに好タイム)。データ、調教からもこの馬以外に本命を打つ馬は見当たらず、『KEIBAコンシェルジュ』のWIN5予想では自信の1頭推しだった。
 ○シーブリーズライフ(11番人気2着)は時計面の裏付けはなかったが、ウッドコースでの直前調教では同じ時間に追い切った同厩舎のフジマサエンペラー(セントライト記念出走)よりも動きが目立っていた。▲ナカナカ(9番人気3着)は高柳調教師期待の快速馬。逃げる形では厳しいと思い、3番手評価にしたが、まさか追い込んでくるとは思わなかった。鞍上の吉田隼騎手が日曜日にこの一鞍しか乗っていなかったこともあり、渾身の騎乗を見せた。
 今までなら多少無理をしてでもシーブリーズライフやナカナカに本命を打ったが、信頼できる軸馬がいれば相手候補で穴を狙えばいい。今回は1番人気との組み合わせでも馬連◎-○7,180円、ワイド◎-○2,380円、◎-▲1,540円の好配当だ。ローリスクハイリターン、少ない点数で大穴が取れるのは穴党冥利に尽きる。
 もちろん、ホームランを狙えるときはガッツ(巨人の小笠原)ばりのフルスイングをするつもりだ。これからはレースの特徴、データに合わせて、ヒットとホームランを打ち分けていく。
 19日(水)はフランス遠征中の平松さとしさんのピンチヒッターでグリーンチャンネル『炎の十番勝負2012秋』(初回放送21時〜22時、再放送あり)に解説者として出演する。「辻3ポイント」からの脱却を期して渾身の予想を打った。生まれ変わった「ニュー三蔵」にご期待下さい。

*1:http://d.hatena.ne.jp/sanzo2004321/20120817

*2:広島東洋カープ所属の外野手。1987年、規定打席到達者の内、最低打率(.218)、最多三振(114)個でありながら本塁打王(39本)を獲得