冷静と情熱のあいだニュージーランドは◎マイネルスケルツィが勝ったにも関わらず、馬券はハズレ…辻三蔵の「ウィークエンダー。競馬は頭の中で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!
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 ニュージーランドは◎マイネルスケルツィが勝ったが、2着ファイングレインはヌケでハズレ。ただ、パドックを見たときに正直、迷った。マイナス10キロと無駄肉が取れて体が引き締まった◎マイネルスケルツィに比べて、○ドラゴンウェルズは汗をビッショリかいて明らかにイレ込んでいた。初めての長距離輸送が予想以上に応えてしまった。
 ▲アポロノサトリ(4着)も前走と馬体重は同じだが、体が萎んで見える。☆リザーブカードも少しテンションが高めで△ブラックシャドウ(9着)、レッドスプレンダー(12着)もイレ込み気味だ。本命のマイネルスケルツィ以外、前予想で上位に挙げた馬がみな良く見えなかった。
 こういうときが一番難しい。パドック解説をしているときでも前予想で本命を打っていても状態が良くなければ、評価を下げる。パドック前のクロストークで挙げた推奨馬をパドックを見て無印にしたこともあった。予想家としては恥ずかしいことだが、先入観を持たずにパドックを見ることで正直に馬の状態を伝えようと心がけている。それだけに今回は迷った。
 馬券は3連単マイネルスケルツィから1着流しで買ったが、2、3着の軸はパドックで状態の良さが目立ったロジック(3着)。他に気配のいい馬がいないだけに軸には最適だった。結局、返し馬で気になったファイングレインを買い切れなかったのは残念だが、原点に戻るいいキッカケになった。
 勝浦特別(中山日曜10R)レッドビームシチーパドックでぜひ見て欲しい。馬っぷりを見れば、この条件にいるのが不思議なぐらいだが、実際にはさらに格下の500万。しかも前走(11着)は二桁着順なのだから普通なら推し辛い。ただ、前走はスタート直後に挟まれて全く流れに乗れず、参考外。昨春には現1600万のクロユリジョウと好勝負した素質馬。軽量51キロならこのクラスでも通用する。
 今回は格上挑戦だが、自己条件に見向きもせず、このレース一本。木曜日の坂路では元気良く2本、登ったように前走の疲れは皆無。金曜日の坂路ではテン乗りの津村騎手が感触を確かめたようにやる気まんまんだ。前3戦は嘉藤、鹿戸騎手で勝ちあぐねただけに若手のホープ津村に乗り替わるのも好材料。太め(プラス12キロ)が絞れれば尚いいが、勝負駈けなのは間違いない。正午現在で単勝1210円で5番人気。売れているのにはワケがある。
[勝浦特別予想]
◎レッドビームシチー
○エイワショウグン
▲ポイントセブン
☆ケイビイスパイダー
△エネルマオー
△フルブラスト
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