私は、私がいなければ、時代は変わらないと感じているにすぎない!*1辻三蔵の「ウィークエンダー。刻は動いた!ラジオNIKKEI賞追い切り診断!
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 今年で55回目を迎えるラジオたんぱ賞ラジオNIKKEI賞に名前がリニューアル。それと共に別定戦がハンデ戦に変わり、混戦ムードに拍車がかかった。トップハンデ57キロのエムエスワールド(マーガレットS、白百合S勝利)が出走回避して、日刊紙の紙面を賑わしているのが大久保洋厩舎のトウショウシロッコ京成杯(G3)2着、皐月賞(9着)の実績に加えて、本賞金1200万円で確実に出走できることもあり、今や注目の的。もちろん、坂路での追い切りは圧巻の内容だった。以前はケイコで口向きの悪さを見せていたが、今ではすっかり解消。吉田豊騎手が軽く手綱をいなして[4F52秒3〜3F36秒0〜1F12秒0]をマーク。大久保洋厩舎は終い重点の調整なため、全体時計は遅いが、上がり3F、終い1Fは最速。先週、ウッドチップを入れ替えて、坂路は1秒以上、時計がかかるようになったことを思えば、破格の好タイムだ。1勝馬でハンデ56キロは見込まれた感じはするが、時代を変える勢いがある。常に世の中を動かしてきたのは、一握りの天才だ!
 穴人気になりそうな国枝厩舎のサイレントプライドは動き自体に文句はないが、併せたピンクカメオ(福島土曜5R新馬戦)の方が良く見えた。ピンクカメオといえば、安田記念ブラックホークの半妹として注目を浴びる良血馬。力の要る坂路で[4F52秒6〜1F12秒6馬馬なり]を楽々出すのだから、さすがに走る。サイレントも悪くはないが、2歳新馬に手応えが見劣るようでは…。
 面白いのは大野騎手が坂路でビシッと気合をつけたマイネサンサン。大野騎手の激しいゲキに応えて、[3F39秒4〜1F12秒2]と動きに凄みが増した。時計がかかる馬場状態を考えれば、前走(3F36秒9〜1F11秒9)より中身が濃い。50キロなら一発ある。 
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*1:パプテマス=シロッコ