湘南に風!メジロドーベルハイアーゲームなど、大久保洋厩舎の看板馬を数多く手がけた安瀬良一調教厩務員。今年の2歳で担当するのは?辻三蔵の「ウィークエンダー2歳馬トレトレ情報
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 安瀬良一調教厩務員が今年、担当するのがウォーエンブレム産駒のショウナンライジン(牡、母ボーテ)。何たって、パワフルなフットワークで坂路を駈け上がってくる姿は迫力満点。同時期に入厩したショウナンラヴァー*1プロミスフェアー*2と比べると、スケールの違いは歴然だ。ただ、課題はゲート。大久保洋厩舎は藤沢和厩舎同様、ゲートは実戦で慣れさせるのであまりゲート練習はしない。そのため、デビュー当初はスタートで出遅れるケースが多い。ショウナンライジンも先週金曜日に鈴木康厩舎の2歳馬と一緒にゲート試験を受けたが、一頭、ボコッと出遅れ。ゲートからなかなか出なかった。その話をすると、頭を抱えたくなるが、ゲート入り自体は実にスムーズ。ゲートの中でも大人しかったようにイライラしている素振りはなかった。ゲートを嫌っているわけではないだけに慣れてくれば、スタートは普通に出るようになる。ゲートが開いても泰然自若としているのは、ある意味、大物の証し。デビューは新潟開催になるが、気長にジックリ待とう。
 ホライゾネットにブロウバンドとデビュー前から「フル装備」だったショウナンラヴァーは息遣いが悪いこともあり、放牧へ。巷で評判?のプロミスフェアーは気性面の若さが目立つ。もう少し、時間がかかりそうだ。
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