ゴホンと鳴ったら…辻三蔵の「ウィークエンダーノド鳴り注意報発令!
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 先週日曜日の新潟メイン関越Sで2番人気に推されていたナムラモンスター。前走で本命にしていただけに思い入れ深い馬だが、中間の坂路で息遣いが荒いのが気になった。坂路の記者席はコースと接しており、追い切り後の息遣いが聞こえる。そのため、ノド鳴りの持病があるシロクンはゴール手前から激しい息遣いが聞こえてくる。ただ、ダイワメジャーダンスインザモアグランリーオコンラッドといったオープン馬の中には「ノド鳴り」をカミングアウトしている馬がいるが、それは一部にしか過ぎない。「ノド鳴り」の話はタブーなため、厩舎のコメントでもよほどヒドくない限り、滅多に公表しない。確かに追い切り後で息遣いが荒い馬はノド鳴りかどうかは判断しかねる。しかし、普段のキャンターから息遣いが悪い馬は怪しいと思っていいだろう。ナムラモンスターはレース前の返し馬でも息遣いが荒かっただけに心配だったが、残り200mでピタッと止まったのはやはり影響があるのかもしれない。
 『ホースニュース馬』紙上の調教欄では坂路で追い切った馬で息遣いが悪い馬に関しては「息遣い荒い」「息遣い悪い」という短評を入れている。その馬が「ノド鳴り」かどうかは断定しにくいが、息遣いが良くないのは決してプラス材料ではない。ぜひ、参考にして欲しい。
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