休日返上!辻三蔵の「ウィークエンダーディープインパクトが引退しても競馬は終わらない。
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 ディープインパクト「感動のラストラン」の余韻に浸ることもなく、美浦トレセンではいつも通り、追い日の水曜日を迎えた。例年は5日に金杯を行うのが通例だが、来年は5日が金曜日。5日に金杯をすると、8日(祝、月)まで4日間開催になる。出走馬の確保、売り上げ面などを考慮して、6日(土)に金杯が行われることになった。てなことで、6日から8日(祝、月)まで3日間開催で施行される。
 元旦(月)が全休日、2日(火)が全休日明けになるため、追い切りは3日(水)に行われる。今年は3日が追い日の水曜日になるので、例年の正月開催よりも調整がしやすい。今朝は昨日の大雨の影響もあり、通常の水曜日の半数しか追い切らなかった。出走日に合わせて、27日(水)、28日(木)と2日に分けて、追い切る厩舎が多い。
 そんな中、6日(土)の中山金杯に向けて、坂路でビシッと追い切ったのがトウショウシロッコ大久保洋吉流の3本追いで2本目に3F41秒7を出すと、3本目はマシーン(古馬500万)と併せ馬。3Fから先行するマシーン(強め)に並びかけると、吉田豊騎手の激しいゲキが飛ぶ。僚馬を半馬身突き放して、1F11秒6と自己最速の上がりを叩き出した(3F36秒2)。
 12月初めにウッドチップを取り替えて以来、坂路は時計がかかる。4週目に入るが、4F50秒台を切った馬は皆無。今朝は水分を含んで、締まった馬場だったが、それでもグランリーオの4F50秒1が最高だった。先週より脚抜きがいいとはいえ、1F11秒6はチップ取替え後、最速タイムだ。
 前走の中日新聞杯(5着)*1菊花賞でゲート再審査になったので、ゲート練習中心の調整。追い日の翌日にゲートに入れるため、追い切りではテンションが上がらないようにビシッと追えなかった。直前で強めに追ったが、大久保洋師が「少し重いかな」と言っていたようにプラス18キロ(482キロ)の太め残りだった。しかし、今回はレースから3日後に坂路に入り、翌週には時計を出した。しかも1週前追い切りでは今までで一番、ハードに追った。中山金杯に賭ける意気込みをヒシヒシと感じる。今年、34勝しながら重賞未勝利だった大久保洋厩舎。1年の計は金杯にあり。
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