懺悔のウォッカじゃなんだか酔えないみたい!辻三蔵の「ウィークエンダー桜花賞徹底予想!
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日曜午前6時半現在、ウオッカ単勝は160円。2番人気がアストンマーチャンの480円、3番人気はダイワスカーレットの590円と3強と言われながら、人気は1強だ。しかし、人気ほど、実力に差はあるのか、そんなことはない。確かにウオッカは直接対決で両馬に勝っている。ただ、着差はわずかクビ差。ウオッカと同タイムで駆け抜けている事実を見逃してはいけない。
 もちろん、ウオッカの実力は認めるが、今回は両馬にマークされる立場。阪神ジュベナイルFでは単勝160円と断然1番人気だったアストンマーチャンを目標にすれば良かった。チューリップ賞でも逃げたダイワスカーレットを捕まえればいいだけだからレースはしやすい。しかし、今回はそう上手くいかない。
 隣には武豊アストンマーチャンがいる。これが厄介だ。出足はマーチャンの方が速い。外からウオッカの前に入るのか、それとも隣で並んでプレッシャーをかけるのか。あらゆる手が打てる。昨日のニュージーランドTでアンカツシャドウストライプを4コーナーでさりげなく外に回したようにユタカはやる。引っ掛かり癖があるウオッカにとっては嫌な展開だ。
 ましてや、更に大外にはダイワスカーレットがいる。18番枠は不利だと言われるが、腹を括れる分、返っていい。この枠なら前走のように先行する形はない。ウオッカアストンマーチャンを見ながら差す競馬をする。もちろん、抑えが利く自信はある。中間はギリギリまで脚を溜めて、追い出しを我慢する練習。今週の追い切りでは安藤勝騎手が手綱をグッと抑えて、ラスト1Fを切ってからスパート。軽く仕掛けて僚馬を2馬身突き放した。行きたがる面を見せずに鞍上の意のままに動いていた。これなら実戦でも思い通りの競馬ができる。
 ウオッカチューリップ賞が初めての上がり3F33秒台だが、ダイワは3戦続けて33秒台をマークしている。差す競馬に徹すれば、切れ味はウオッカ以上だ。
 後はショウナンタレントがどんな逃げを打つか。昨日の阪神牝馬Sでヨシトミさんのアサヒライジングは前半3F34秒1→5F56秒9のハイペースで逃げた。これは格下のサウスティーダ(10着)と競り合う形になったからだが、本当は単騎で行きたかったはずだ。しかし、ダッシュがつかず、気合を入れたら気持ちが乗りすぎてしまった。
 桜花賞でもスンナリ、ハナに行きたい。しかし、のんびり行くと、他馬に絡まれる可能性はある。テンは飛ばしてハナに立ち、3コーナーから4コーナーで息を入れる形になるはずだ。そうなると、きんせんか賞(前半5F58秒7)と菜の花賞(60秒6)の間の59秒5前後の平均ペースになる。直線は地力勝負になる。ウオッカはマーチャンのマークを振り切り、尚且つ、ダイワを相手にしなければいけない。今まで一番、キツイ競馬になる。しかし、ダイワスカーレットウオッカが前の馬を潰した後、動けばいい。前走で既にウオッカの脚は計っている。末脚の持続力はダイワが上。後はタイミングだけだ。イメージは昨年のキストゥヘヴン武豊アドマイヤキッスコイウタアサヒライジングを負かして先頭に立った瞬間、一気に差し切った。勝利のシナリオは完成している。

桜花賞予想]
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