孤独なランナー辻三蔵の「ウィークエンダー北九州記念プレビュー!
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 サマースプリントシリーズ第3戦北九州記念はシリーズ唯一のハンデ戦アイビスSD組が8頭参戦しているが、トップハンデ57キロは10着に大敗したゴールデンキャスト。セントウルS2勝の実績があるとはいえ、既に7歳。昨年の北九州短距離S以来、1年間、勝ち星がない。正直、かわいそうな気がするが、この馬がトップハンデを背負うほど、スプリント戦線は層が薄い。
 同じく重賞2勝のギャラントアロー(7歳)は今まで57キロを課せられていたが、56キロに軽減された。さすがに実績は上でも4戦続けて、シンガリ負けすれば、ハンデは軽くなる。逆に言えば、これだけ負けないと、ハンデは軽くならないわけだ。
 そう考えれば、準オープンを勝ったばかりのメイショウトッパーの56キロはハンデキャッパーは高評価だ。アイビスSDで重賞初制覇したサンアディユのハンデが54キロ。セックスアローワンスを加味すれば、56キロに相当する。メイショウトッパーはオープンはおろか、重賞初挑戦だが、重賞ウイナーと同等の評価を得たことになる。それだけ、ハンデキャッパーが実力を買っていることになるだろう。
 ただ、実質的なトップハンデは3歳牝馬アストンマーチャンだ。ハンデは53キロだが、年齢、性別によるアローワンスを計算すれば、4キロ軽いことになる。ハンデキャッパーはトップハンデ57キロに相当する実力があると評価している。重賞3勝の実績はもちろん、ウオッカダイワスカーレットと3強を形成した今年の桜花賞戦線を見れば、納得できる。既成勢力か、新世代か。アストンマーチャンの孤独な戦いが始まる。 
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