サツキとメイ!辻三蔵の「ウィークエンダーNHKマイルC直前予想!
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 ニュージーランドTが3回中山開催に移った2000年以降、NHKマイルCは混迷を極めている。2000年、2006年がニュージーランドT、2005年桜花賞、2002年スプリングS組がワンツー。2001、2003、2004年は毎日杯組が勝利している。NHKマイルCと相性がいいレースはない。過去のデータに囚われるよりも、その年のレベルの高いレースを探すことが重要だ。
 今年の牡馬クラシックはフサイチホウオーを中心に回っている。皐月賞トライアルはフサイチホウオーに敗れた馬が勝ち上がっていた。例えば、ニュージーランドTを勝ったトーホウレーサー毎日杯5着。青葉賞ヒラボクロイヤル)、京都新聞杯タスカータソルテ)の勝ち馬も前走の毎日杯で敗れている。結果的にはハイレベルだった毎日杯を楽勝したのがナムラマースだった。しかし、ナムラマースフサイチホウオーに2戦2敗だ。フサイチホウオーの強さを裏付けた形になった。
 ただ、フサイチホウオー皐月賞でハナ、ハナ差の3着に敗れた。フサイチホウオーに先着したのはヴィクトリーとサンツェッペリン。その両馬と好勝負しているのがアサクサキングスだ。
 能力の証明は2戦目の百日草特別(東京芝1800m)。皐月賞2着馬サンツェッペリンに完勝。その時の勝ち時計(1分47秒5)は同開催の東京スポーツ杯2歳S(1着フサイチホウオー)より1秒2速かった。共同通信杯(1着フサイチホウオー)と比べても0秒2速い好タイムだ。
 きさらぎ賞は逃げ馬不在と見るや、サッとハナを切るレースセンスの良さ。ナムラマースの追撃を楽々振り切った。ラジオNIKKEI杯2歳S(5着)ではフサイチホウオーに落馬寸前の不利を受けたが、皐月賞(7着)を見る限り、芝2000mは長い。ベストはやはり芝1600〜1800mだ。
 皐月賞組は過去10年でコスモサンビーム(2004年2着)しか連対していない。しかし、アサクサキングスは今までの皐月賞組とはローテーションが違う。普通は皐月賞を目標にするものだが、アサクサキングスきさらぎ賞後、2か月間、間隔が開いた。NHKマイルCでピークに仕上げるローテーションだ。同じ大久保龍厩舎のヒラボクロイヤル武幸四郎騎手とのコンビでダービーに駒を進める。アサクサに距離の不安がある以上、今回が全力投球だ。サツキとメイはいつもなかよし。
 
[NHKマイルC予想]
アサクサキングス
ローレルゲレイロ
トーホウレーサー
☆キングスデライト
シャドウストライプ
△イクスキューズ
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