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　超サイヤ馬！辻三蔵の「ウィークエンダー」。日本ダービー追い切り診断！
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　ヴィクトリアマイルを勝ったコイウタのようにGIを勝つ馬は短期間で爆発的に成長する。今年のダービーでは美浦組のサンツェッペリン、ゴールデンダリアの充実度が目立つ。
　一方、栗東ではフサイチホウオーに凄みが出てきた。２週続けて坂路で４Ｆ51秒台を連発。皐月賞以上に負荷をかけた調教にこなしている。松田国流のハード調教で鍛え上げられた馬体は更に厚みが増している。
　逆にアドマイヤオーラ、ドリームジャーニーは動きは軽いが、線の細さは否めない。フサイチホウオーと比べると、いかにも迫力不足だ。
　ヴィクトリーは皐月賞時より更に鐙を長くして、内目を慎重に通る念の入り用。相変わらずバカつく面を見せたが、無事に坂路を登り終えた。４Ｆから13秒８→12秒５と引っ掛かった皐月賞時と比べて、今回は16秒０→13秒３と折り合いがついていた。［４Ｆ53秒１〜１Ｆ14秒５一杯］でバテた前走よりも今回（４Ｆ55秒４〜１Ｆ13秒３強め）の方が落ち着いて走っていた。前走のデキをキープしている。ただ、フサイチホウオーやサンツェッペリンのような爆発的な成長力は見られない。ライバルとの差は確実に詰まっている。
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