ユタカにクビ…辻三蔵の「ウィークエンダー
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 また、ユタカにクビ差届かなかった。ココナッツパンチ目黒記念武豊ポップロックにクビ差及ばす、2着。弥生賞(1着アドマイヤオーラ)に続いて、またもや武豊にしてやられた。個人的にも単勝一本で勝負していただけに痛いクビ差だった。
 パドックではマイナス4キロ(452キロ)と減っていたが、細いというよりは、更に研ぎ澄まされた感じだ。相変わらず、うるさかったが、これはいつものこと。皐月賞時のように発汗もなく、極端なイレ込みではなかった。ギリギリのところでピークに仕上げていた。
 1コーナーで行きたがる素振りを見せたが、馬群の中で宥めると、中団で折り合いに専念。前半5F62秒5とスローペースだったこともあり、引っ掛かる馬が多かったが、どちらが古馬かわからないほど、落ち着いたレース運び。直線入り口で前が壁になったが、慌てず、大外に出すと、怒涛の追い込み。突き抜けそうな勢いだったが、内から抜け出したポップロックに一完歩届かなかった。上がり3Fはメンバー最速の34秒3。勝ち馬とは内外、コース取りの差だろう。しかし、3歳春の時点で重賞で古馬と好勝負できたのは大きな自信になる。負けはしたが、賞金を加算して、本賞金は2650万円。これで菊花賞出走は当確だ。これで秋は余裕を持ったローテーションを組むことができる。皐月賞後の短期放牧でこれだけ気性が大人になるだから、この夏休みでどれだけ成長するのか楽しみだ。
 ダービーは牝馬ウオッカが3馬身差の完勝だった。ダービーに出走した牡馬にとって、ショックが残る敗戦だ。一方、ダービーを除外されたココナッツパンチ目黒記念で大きな自信を手に入れた。「もし、ダービーにココナッツパンチが出ていれば」、後世に語り継がれる目黒記念だった。
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