いつかギラギラする日辻三蔵の「ウィークエンダー安田記念追い切り診断!
人気ブログランキングにお願いします。ありがとうございます。
 ドバイ帰りのダイワメジャーがギラギラしている。先行した僚馬に飛びかかる姿はまさに獣だ。南ウッドコースで5F61秒4の猛時計を出したのは本当に久しぶりだ。
 しかし、最近は猫を被っているが、ダイワメジャーは猛獣だ。パドックではいつも3人態勢で監視しているように、いつ暴れるか、予断を許さない。直前追い切りをサラッと流すことでテンションが上がらず、気持ちが安定して走れるようになった。それだけに今回、猛時計を出したのは危険信号だ。
 過去に5F61秒台を出したケースは2度ある。いずれも3か月ぶりの休み明けで5、2着と敗れている。見た目は出来ていたが、中身が伴っていなかった。
 5月頭に美浦に帰厩したが、体はガレて見えた。本格的に時計を出し始めたのは17日と遅かったのは馬体回復に専念したからだろう。しかし、G1を勝つために必要な追い切りを消化できなかった。
 1週前の段階ではいつも通り、「直前はサラッと流す」予定だった。しかし、あえてビシッと追ったのは陣営の不安を示している。王者と認めているからこそ、ギラギラしている姿を見たくなかった。
●お読みになった方は→人気ブログランキングへお願いします。ありがとうございました。