GET WILD辻三蔵の「ウィークエンダー函館スプリントS追い切り診断!
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 サマースプリントシリーズ第1弾函館スプリントSは休み明けの馬が半数を占める。
 岩田騎手が騎乗するワイルドシャウトも昨年のCBC賞(2着)以来、1年ぶりの出走。土曜日は阪神に騎乗する岩田騎手がこの馬のために函館に遠征する。天下統一を成し遂げた岩田騎手を動かすほどの実力馬だ。
 しかし、現地滞在馬が人気になる函館競馬では美浦追い切り組は評価が下がる。ましてや、骨折放牧明けでは岩田騎手でも人気にならないだろう。
 大山ヒルズで乗り込んでいたこともあり、先週の坂路では軽く仕掛けて1F11秒8(4F52秒1)をマーク。今週は引っ張り切れない手応えで1F12秒0。内目を回ったとはいえ、4F51秒7と全体時計も速い。2か月ぶりだった昨年のテレビ愛知オープンでは[4F55秒1〜1F11秒7]と終い重点だった。久々を感じさせない動きだ。太く見せるのは体型のせいだろう。前走(2着)は536キロだが、544キロで勝った実績がある。540キロ台で収まれば、心配ない。いきなり動ける体付きだ。
 前5走(4、1、0、0)の平均タイムが1分09秒4。時計がかかる馬場での好走が目立つ。もちろん、目標は次のキーンランドカップであり、スプリンターズSだが、条件がベストなのは間違いなく、洋芝が生え揃った函館コース。芝1200mなら1年ぶりでも息は保つ。休み明けの不利を承知で狙ってみたい。

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