決戦は日曜日!辻三蔵の「ウィークエンダー
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 土曜日のトウショウガナー(中山9R)は4着に敗れたが、アルカライズ(中山日曜8R)、前日に書いたスイートフィズ(中山日曜10R)は勝ち星の計算に入っている。
 アルカライズ(中山日曜8R)は今週のケイコが抜群に良かった。唸りを上げながら駆け上がると、自己ベストの4F48秒7(強め)をマーク。ハイラップで飛ばしたにも関わらず、上がり1F12秒1と鋭く伸びた。休み明けの前走が4F51秒1が最高だっただけに、3秒近く、時計を詰めた。
 奥平師は「速い時計が出たけど、ケイコをつけた寿さん(鈴木寿助手)は全然、楽だったよと言っていた。前走はペースが速くて、失速したけど、状態は更にいいし、決めたいね」と手応えを感じている。
 確かに前走は前半5F61秒2のハイペース。これは前日の1000万特別(61秒8)より速い。逃げ馬はタイムオーバーのシンガリ負けだった。アルカライズは3番手から直線入り口で先頭に立ったが、ハイペースが応えて5着に失速した。ただ、前走はプラス16キロ(492キロ)。488キロでも連対実績はあるが、体を見る限り、若干、緩かったのは確かだ。叩いて、体が締まった今回はハイペースでも息が保つ。
 「土曜日に使う予定だったけど、1頭*1強いのがいたので、日曜日に変えた。メンバーは格段に弱くなったし、行く馬がいなければ、逃げてもいい。強気な競馬で押し切れるはずだ」と力が入る。
 叩き2戦目のジョウテンロマンはケイコの動きが本物ではないし、1年ぶりのアポロキングダムはさすがに体が太い。実績馬に不安があるだけに、1着は当確だ。
ただ、アルカライズは1番人気で馬券的に妙味はない。取って置きの穴馬は中山日曜12Rブリリアントクロス。奥平師が「これはオススメだよ」とニヤリ。 9月6日に帰厩して、わずか10日で出走してきたが、「長く馬房に入ると、テンションが上がりやすいので帰厩してすぐ使うのは予定通り。馬インフルエンザの影響で牧場での乗り込みを若干、緩めていたが、今週のケイコの動きは凄く良かった。これなら力は出せそうだ」と出走態勢は整った。 今週は南ウッドコースでフジマサマックス(3歳未勝利)と併せ馬。一杯に追う僚馬を尻目に、楽な手応えで3馬身先着(5F65秒9)。手綱を取った田中博騎手も好感触を得ている。
 「スピードを生かせる良馬場がベスト。前走は不良馬場だっただけに度外視していい。2走前は直線で大きな不利を受けたし、良馬場なら500万は勝てる馬だよ」とキッパリ。
 今回は待望の良馬場。高速決着は望むところだ。姉はサマースプリントシリーズで主役を張ったアグネスラズベリ。函館スプリントSでは6歳にして、重賞初制覇。晩成血統だけに本格化するのはこれからだ。元より、500万では好勝負した実績がある。好走条件が揃った今回は勝ち負けになる。決戦は日曜日!
 
[中山日曜8R]
◎アルカライズ
○トーセンゴライアス
▲ジョウテンロマン
△アポロキングダム
[中山日曜12R]
ブリリアントクロス
○サウスヒューマー
▲ロードスウェアー
コスモルビー
デスコベルタ
△ダイワエンパイア
△スプリングジュラ
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*1:中山7Rハイエンドクオーツ1着