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　シンドラーのリスト！辻三蔵の「ウィークエンダー」。函館スプリントＳ（函館日曜11Ｒ）徹底予想！
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　ラジオNIKKEI賞の前日発売で２番人気に推されているロックドゥカンプは安藤勝騎手のお手馬。今回は柴山騎手が騎乗するが、決して見限ったわけではない。安藤勝騎手はお手馬がかち合って乗れないときには安藤光、柴山と「笠松ライン」のジョッキーを乗せる。例えば、晩秋Sのシンゲン（１番人気６着）、東海Sのキクノアロー（１番人気９着）は兄の安藤光騎手が騎乗した。他の騎手に頼むと、結果を残したときに乗り替わる可能性はあるが、「ライン」ならいつでも手元に戻る。今回は函館スプリントSのコスモシンドラーを選んだということだ。単勝８番人気（17.2倍）と人気はないが、鞍上は勝機を見出している。
　確かに安藤勝騎手が騎乗した２戦はベストパフォーマンスだ。昨年の山城S（1600万）では２着シンボリエスケープ（2007年京王杯ＳＣ２着）を上がり３Ｆ33秒７の豪脚で一気に差し切った。続く、阪急杯（２着）では不良馬場をモロともせず、最速の上がりで３着オレハマッテルゼ（2006年高松宮記念１着）を捕らえている。晴雨問わず、最速の上がりを引き出して、強敵を打ち破った。最近の成績は冴えないが、安藤勝騎手には強いイメージしかない。
　今回は４カ月ぶりだが、放牧先のビッグレッドファームでビッシリ乗り込んでいる。直前追い切りでは安藤勝騎手自ら、最終仕上げを行った。ゴール前、軽く仕掛けると、１Ｆ11秒９と鋭く反応。ケイコ駈けしない馬が函館ウッドコースで５Ｆ64秒４の好時計をマーク。最近では一番、いい動きだった。久々の不安どころか、期待の方が大きい。
　芝1200ｍで３勝しているが、持ち時計が１分８秒２なように時計がかかった方がいいタイプ。不良馬場をこなせる脚力を見ても、力の要る洋芝は合う。シンドラーを選んだアンカツの目に狂いはない。
［函館スプリントＳ予想］
◎コスモシンドラー
○ワイルドシャウト
▲ブラックバースピン
☆ビーナスライン
△アドマイヤホクト
△エイシンツルギザン　　　
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