イケナイ太陽辻三蔵の「ウィークエンダーNSTオープン追い切り診断!
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 関屋記念新潟記念に挟まれたNSTオープン(芝1400m)は空き巣のOP特別。しかも今週は札幌記念、小倉日経オープン(芝1800m)があり、関西馬の参戦は2頭だけ。どちらも準オープンクラスだ。
 結局、フルゲート18頭中、9頭が準オープン。しかも地方馬が3頭いて、オープン馬は6頭しかいない。目玉は6年連続参戦(0、3、0、2)の地方馬ネイティヴハート(9歳)なのだから寂しい夏だ。
 人気は復活した新潟2歳チャンピオンショウナンタキオンだろう。1000万特別を勝ったばかりだが、2歳夏に新潟2歳Sを制している。クラスは準オープンでも実力は重賞級だ。 しかし、関屋記念(除外)を目標にピークに仕上げたこともあり、デキ落ちは否めない。中4週だが、追い切ったのは関屋記念の直前だけ。しかもキリの中で動きは確認できなかった。
 その後は速い時計は一本も出さず。ようやく、今日、南ウッドコースで追い切ったが、[4F56秒2〜1F14秒5]と足慣らし程度。体にハリがなく、精彩を欠いている。1年間、脚部不安で休んでいた馬だけに「やれない」事情があるのは間違いない。
 同じ4歳のアポロノサトリ関屋記念(15着)で目一杯に仕上げたため、調子は下がり目。普段は5Fから追い切る馬が中1週とはいえ、[4F54秒0〜1F13秒4]と控え目だった。前走は唸りを上げていたが、そんな元気はもうない。連日の猛暑も応えているのか、目に見えてパフォーマンスが落ちている。真夏の中1週は危険だ。

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