シューティングスター!辻三蔵の「ウィークエンダー
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 マサノネバーマイン(中山日曜7R)は道営所属の現役馬を購買するトレーディングセールで、牡馬最高価格の2100万円で落札された「道営の星」。セリ直後に行われた地方交流重賞「平和賞」では2番人気に推された実力馬だ。引っ張り切れない手応えで4コーナーを回ったが、直線で外へ逸走。初めての左回りで大外に大きくフクれた。まともなら突き抜けていたはずだ。
 小島茂厩舎に転厩してからは坂路、南ポリトラック(P)コースで精力的に攻め馬を消化。今週の追い切りが圧巻だった。南Pコースで先行する古馬を大きく追走。直線で吉田豊騎手が気合を入れると、鋭く反応。あっと言う間に抜き去ると、グングン突き放す。ゴールを過ぎても加速を緩めず、向正面まで気合をつける。中山の坂を意識したハードな内容だったが、力強いフットワークで難なくこなした。心配されたコーナーリングも追い切りを見る限り、右回りはスムーズに回る。身体能力の高さを改めて感じさせた。
 小島茂師は転入前に船橋競馬場に訪れて、平和賞を観戦している。中3週でこれだけミッチリ調整できるのは馬の特徴を把握しているからだ。
 福島の未勝利戦でレコード勝ちしたレオソリストが引っ張るハイペース。前走は掛かり気味に追走していただけに、速い流れになるのは大歓迎。先行するラッシュストリートスマートファルコンを見ながら競馬ができる。相手が揃ったように見えるが、強敵は関西馬ラッシュストリートだけ。平和賞の内容からもまともに走れば、500万なら力が違う。馬券を買うなら転入緒戦が一番の狙い目。走ってからでは遅すぎる。狙い撃ちだ。
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