王者の矜持!辻三蔵の「ウィークエンダー
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 ドバイに続いて、香港遠征も断念したマツリダゴッホ有馬記念後、1度も走っていないのに、なんだか「祭りのあと」みたいな雰囲気だ。しかし、水曜日の追い切りでは気迫が体全体に漲っていた。坂路を1本登った後、南ウッドコースでマイネルシーガル高松宮記念)と併せ馬。蛯名騎手を背に、5Fから先行する僚馬を4馬身追走。しかし、3コーナーを回ってからの勢いが違う。有馬記念を彷彿させるような行きっぷりで、直線入り口では早くも並びかける。必死に追う僚馬を横目に、手綱を抑えたまま、余裕の先着。5F63秒2の1番時計を叩き出した。チップが深くて、馬力を要する最近のウッドコースでは異例の速さだ。帰り際、堂々と歩いている姿を見ても、王者の風格が漂っている。陣営が海外遠征にこだわったのは勝負になる自信があったからだ。海外遠征は断念しても、気持ちに揺らぎはない。来週の日経賞に向けて、王者の矜持が伝わってくる追い切りだった。 

辻三蔵の「お仕事」
(連載)IPAT馬券道場ブログ(http://jra-dojo.jp/blog/index.php)今週のオススメ馬、載ってます!
    JRAHP「新馬クラシック情報」(http://www.jra.go.jp/topics/column/classic/index.html
(雑誌)『優駿』3月号「2008年クラシック大放談」
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