強い気持ち

何事も心を正直に強く持ち…
信神怠らず勉めれば、後にはおおいに仕合せよくなります
 おみくじの文言通り、苦難を耐え忍び、研究に勉めた先週の3日間開催。基本に立ち返り、調教をベースに予想を組み立てた結果、大願成就に至った。
 1月19日の『競馬道On Line』「プレミアム予想」では厳冬期に強い厩舎として、ウッドコースで長めの距離を乗り込み、ハードトレーニングをこなす宗像厩舎と萩原厩舎をピックアップ。中山5R3歳未勝利◎サトノフェアリー(3番人気1着、宗像厩舎)、中山6R3歳新馬◎オメガユニコーン(3番人気1着、萩原厩舎)が連続1着。
 そして極め付けは中京7R3歳以上500万の◎ウインロザリー(12番人気2着)。昨年12月以降、4勝している宗像厩舎&丸田騎手*1の師弟コンビを狙い打ちしたら2着に激走。馬連△-◎64,030円、3連複△-◎-▲134,070円の高配当になった。神様、仏様、丸田様、今年初の10万馬券に感謝申し上げたい。
 1月最後の出演になったグリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』では1月20日中山10R若潮賞(◎ケイアイエレガント7番人気1着)で遅ればせながら番組初的中。前2戦は直線で前が詰まる不利があったが、「吉田豊は51キロで乗れるジョッキーでは最強」の文言通り、2番手から抜け出す快勝劇だった。
 クライマックスは自らの信念に基づいて、調教内容に納得がいかなかったルルーシュオールカマー1番人気7着)、フラムドグロワール(京成杯1番人気10着)を無印にしたことだ。1番人気馬が重賞で勝ち負けになる状態でないと判断すれば、妥協して中途半端な印をつけるのも失礼。だからこそ、調教診断でもC評価にして無印に踏み切った。予想家人生を賭けて無印にしたのでオンエアでもつい力説してしまったが、あまりの熱の入り様に、番組を見ていた調教師や騎手からも心配されたほどだ。
 大敗した後に敗因を分析するのは誰でもできる。しかし、予想家という職業である以上、馬券を買って下さるファンに向けて、1番人気が負ける可能性があるならば判断材料を提示するのは責務だと思っている。
 ただ、肝心のレース予想が外れたのは今後の課題。これからも自分の心に正直になり、強い気持ちを持って予想に取り組むつもりだ。

*1:勝率21.1%、単勝回収率211%、1月21日現在