未知との遭遇

 先週18日(土)はニコニコ生放送『須田と広橋 マニアックすぎて伝わらないケイバ選手権』に出演。
 初めてのニコ生出演にして、声優の広橋涼さん、明治大学「基礎マスコミ研究室」の後輩和田美保さん(日刊スポーツ記者)と初共演。前週に『KEIBAコンシェルジュ』の楽屋で須田鷹雄さんと話した結果、番組内容は競馬マニアを対象と謳っているものの、視聴者の9割方は広橋ファンと推定。各自の判断でネタを用意にすることにした。私は「広橋ファン」を掴むためにアフロとハロネタを準備、須田さんは競馬ファンのために「マニアックすぎて伝わらない競馬モノマネ」を用意してきた。
 楽屋が須田さんと一緒だったのでネタを確認し合ったが、方向性が全く違ったので独自の責任で実行することになった。今思えば、楽屋でのやりとりが一番面白かった感じもする。。。どうでしょうの「30時間テレビ」のように、楽屋に据え置きのカメラを設置する手もあるかな。
 「アフロヘアー」を被ってオープニングに登場したのは広橋涼とググったら検索ワードで「広橋涼 アフロ」と出てきたので仕込んだものだったが、本番前、広橋さんに「アフロをかけたときは気の迷いだった」と言われたので話を膨らませることを断念。もはや、このアフロが視聴者を掴んだかどうかもわからず、須田さんにキレ気味に「お前、いい加減に取れ!」と言われるまで、13分間被り続けてしまった。あのときの異様なテンションを番組の終わりまで、そして翌日、東京競馬場で行われたオープン型レーシングセミナーまで引きずることになる。
 結局、私が用意したハロネタ(広橋さんが機動戦士ガンダムUCでハロ役で出演)からの競馬ウンチク、須田さんが準備したグリーンチャンネルの中継モノマネは延長戦でギリギリ披露。何とかやり切った感はあるが、テンションをかなり上げて本番に臨んだ分、楽屋に戻ったらグッタリしてしまった。普段饒舌な我々が楽屋で無口になるのも珍しい。手応えを掴めぬまま、放送を終えたが、来場者数27635人、コメント数21792というのはニコ生の競馬番組ではかなり多いそうだ。
 反省点をひとつだけ挙げるなら、WIN5をもっと真剣に考えれば良かった。WIN2の東京10RフリーウェイSでランリョウオー(3番人気1着)を取り上げながら切ったのが痛い。ガチで馬券を買って、払戻金103万円なのだからもったいない。まあ、気がないから上手くいきかけた面もあるが…。