ミナミの女王!初の中山リサイタル!辻三蔵の「ウィークエンダー。待望の初公演に話題沸騰!紫苑S(中山土曜11R)徹底予想!
人気ブログランキングにお願いします。ありがとうございます。
 史上初の南関東牝馬三冠馬チャームアスリープ紫苑Sに参戦。船橋の名門岡林厩舎の息子オカバヤシ君に話を聞くと、「モノが違うよ」とズバリ。「船橋でもケイコのハードさでは定評がある佐藤賢厩舎であれだけキツイ追い切りをこなせる馬はなかなかいないよ。芝さえこなせば、ぶっちぎりまである」とのこと。なるほど、関東オークス(交流G2)では「砂の女王」グレイスティアラに競り勝った。ダートでは全日本2歳優駿(交流G1)、兵庫チャンピオンシップ(G2)を勝ち、芝でもアネモネSで2着した同馬に勝っているのは実力の証しだ。あとは芝適性だけ。浦和桜花賞(重)、東京プリンセス賞(不良)、関東オークス稍重)といずれも雨で締まったダートをこなしているように、速い馬場への対応はできそうだ。しかも、鞍上は「ミナミの帝王」内田博騎手。3戦3勝と相性が抜群な上に、鞍上が断然、「芝向き」だ。ただ、陣営同様、「芝は走ってみなければ、わからない」というのがやはり本音。馬券で狙うならここしかないが、今回は対抗まで。
 本命は中央で唯一のオープン馬ユメノオーラチャームアスリープを除けば、残りは1勝馬と2勝馬だけの紫苑特別(3歳1000万)。桜花賞(13着)、オークス(15着)に出走したのはこの馬しかいないのに人気がなさすぎる。初勝利を挙げるのに8戦かかったが、昇級3戦目でエルフィンS2着。続く、雪割草特別を勝ち、連闘で挑んだフィリーズレビュー(G2)で2着した。エルフィンSでフサイチパンドラオークス2着)、シェルズレイチューリップ賞2着)、ソリッドプラチナムマーメイドS1着)に先着し、フィリーズレビューでは最速の上がりでエイシンアモーレアルーリングボイスを差し切った。桜花賞は連闘の反動が出て、オークスは距離が長すぎた。敗因はハッキリしているだけに評価を下げる必要はない。
休み明けの今回はビシッと追ったのは一本だけ。今週は輸送を考慮して軽めの調整だったが、先週、時計がかかる坂路で[4F54秒2〜1F12秒5一杯]を出したように体は出来ている。気性が勝ったタイプだけに仕上がりは早い。休養前は自己最低の438キロまで減っていたことを思えば、二桁増でも全く心配ない。 
 鞍上は川村厩舎「東の主戦」の小野騎手。古豪スナークレイアースとのコンビでマーキュリーC(交流G3)を勝ったのが有名だが、今年も関東で挙げた3勝中2勝が小野騎手。ジローに頼んだときは勝負がかりの一戦だ。条件馬相手ではオーラが違う。
穴は初芝で面白いサンドリオン。とにかく、ケイコを見たら、買うしかない。栗東芝コースは小回りで速い時計が出やすい。それだけにアテにはならないが、それでも5Fから13秒0→11秒6と実戦並みのハイペースで飛ばすと、終い1F11秒3とキレまくった(5F59秒8)。今週の坂路でも荒れ馬場で脚を取られる馬が多い中、1F12秒2(4F40秒4)で駆け上がったように、脚力は古馬重賞クラスだ。ダートなら間違いなくオープンまで行くが、血統的には芝もこなせる。母シネマスコープは全5勝中3勝が芝。しかも、旧900万→1600万→オープンと上級条件で勝っているように明らかに芝向きだった。ダートで力をつけて、満を持しての芝挑戦。チャームアスリープ同様、走られてからでは遅すぎる。
[紫苑S予想]
ユメノオーラ
チャームアスリープ
サンドリオン
オリオンオンサイト
△マイネサンサン
コスモプラチナ
●お読みになった方は→人気ブログランキングへお願いします。ありがとうございました。