毎日王冠関東馬がワンツースリー!秋華賞関東馬掲示板独占!?辻三蔵の「ウィークエンダー秋華賞プレビュー!桜の三人娘ははりきり娘!
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 桜花賞は1着キストゥヘヴン、3着コイウタ、4着アサヒライジング関東馬掲示板を独占。オークスアサヒライジングの3着が最高だったが、桜の三人娘は秋のリサイタルに向けて準備万端。
 アメリカ遠征帰りのアサヒライジングは9月15日に美浦に帰厩。ファンタストクラブで1ケ月半、乗り込んでいたこともあり、20日に南ウッドコースで初時計。その後も順調に乗り込むと、先週の南ウッドコースでは主戦の柴田善騎手を背に実戦を想定した追い切り。5Fから5馬身先行するミヤコタイガー(古馬500万)を追走。直線でミヤコの内に入ったときには最内からアポロイレヴン古馬1000万)が並びかける変則3頭併せ。3頭の真ん中に入る形になり、内外からプレッシャーを受けたが、ムキになる面を見せず、涼しい顔。鞍上は手綱を抑えたまま、ゴール前、グイッと首を伸ばして、先着した(5F67秒0〜1F12秒9馬なり)。2コーナーまでスピードを落とさず、流していく古賀(フジサワ?)流だが、鞍上のヨシトミさんが手綱を全く動かさない。ヨシトミさんは重め感を感じると、直線はもちろん、ゴールを過ぎてもビシッと追う。しかし、ヨシトミさんが何もしなかったのは現時点でベストな仕上がりということだ。テンションが上がりやすい気性だけに遠征帰りで気負っていることが心配だったが、非情に落ち着いている。アメリカでタフな競馬をこなしたおかげで精神面が大きく成長している。最後のクラシック制覇に向けて、順風満帆だ。
 コイウタは奥平雅師の笑顔が順調さを物語っている。先週の南ウッドコースでは吉田隼人騎手を背に5Fからフジマサミラクル(古馬1600万)を6馬身追走。「掛かり気味に飛ばすフジマサを行かして、ジックリ追いかける」という指示通り、直線に入ってから体を合わせると、残り200mまで追い出しを我慢。残り200mを過ぎてから気合をつけると、3馬身突き放した。鞍上が「思ったより意外と伸びなかった」ということで、ゴールを過ぎてからもビシッと追ったが脚捌きは実に力強かった(5F65秒8〜1F12秒6強め)。師も「ギリギリまで脚を溜める理想的な調整ができた。息の入りがすごく早いように本当に状態がいいんだよ」と満足顔。「先週の時点で482キロあるけど(オークス456キロ)、体高が伸びているし、10キロは成長分だな」と言うように体つきが逞しくなって、ビシビシ追い切れるようになった。オークス時はテンションが高く、追い切りでも掛かり気味だった。そのため、陣営は調整に苦労していたが、今回は落ち着いていて思い通りの調整ができる。何より、人馬共にリラックスしているのがいい。自然体でレースに臨めるのが一番だ。
 一方、桜花賞キストゥヘヴンはケイコが動かなすぎる。休み明けの前走は南ウッドコースがチップを取り替えたばかりで、しかも雨で馬場が重くなっていたから仕方がない(5F68秒0〜1F14秒3一杯)。しかし、今回は良馬場でチップも細かくなり、前回より走りやすい馬場状態だった。その割りには先週の追い切りは動きが重すぎる(5F69秒9〜1F12秒9一杯)。角馬場での30分以上の乗り運動に加えて、ハロー掛け前の荒れ馬場で追い切るだけに時計が遅くなるのはいつものこと。それを加味しても春先はもっと動きが軽かった。セントライト記念では442キロ(プラス20キロ)と体が一回り成長していたが、中身が伴ってこない。今週のひと追いでどれだけ変わるか、注目したい。
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