ディープインパクト年内引退に波紋!辻三蔵の「ウィークエンダー。ユタカに傷心…秋華賞追い切り診断!
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 「来年の凱旋門賞でリベンジしたかった」と、ディープインパクト年内引退の報にショックを隠さなかった武豊騎手。凱旋門賞が終わってから、まだ2週間足らず。気持ちの整理をつけるには時間がなさすぎる。
 一方、秋華賞武豊騎手が騎乗するアドマイヤキッスはやる気まんまん。7Fから15秒台のラップで飛ばしていくと、直線で先行したサンヴィクトワールに手応え良く並びかける。鞍上の高田騎手がムチを取るのに手間取り、追ったのは100mだけだが、左ムチ2発入れると、すぐさま反応。目一杯に追う僚馬に楽々先着した(7F97秒4〜5F67秒9〜1F12秒0、G前強め)。使い込んでテンションが高くなるのを心配したが、落ち着いているのが好材料。今週の追い切りでも直線で鞍上の指示を待っていたように我慢が利くようになった。気性面の成長が大きいだけに今回も鞍上の意のままにレースができるだろう。あとはユタカのモチベーションだけだ。
 一方、木曜日が追い日になった美浦は坂路、南Wコースに馬が殺到。朝日が登ると共に、南ウッドコースに現れたアサヒライジングは月曜日に実質的な本追いきり(5F69秒0〜1F12秒6)をこなしているため、今日はサラッと流しただけ。ペースが遅くても引っ掛かることなく、ゆったりと走っていたように気持ちにゆとりがある(5F70秒3〜1F13秒4、馬なり)。これなら前日輸送でイレ込む心配はない。万全の仕上がりで本番に臨める。
 水曜日に追い切ったカワカミプリンセスは首が太くなり、全体的にボリューム感が増したが、余裕残しは否めない。軽快な動きだったオークス時と比べると、脚が上がらず、手先も重い。先を見据えた仕上がりなのが気にかかる。
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