中山の桜は御室桜…辻三蔵の「ウィークエンダー」。
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桜花賞最終便フラワーC(中山土曜11R)は特別登録の段階でフルゲート16頭の倍の33頭。出走が確定しているのは本賞金3850万円のイクスキューズ、1050万のマイネルーチェ、900万のクラウンプリンセス、ショウナンタレント、ホットファッションの5頭だけだ。仮に全馬、出馬投票すれば、残された11頭の枠を28頭で争うことになる。
しかし、この1勝馬が侮れない。昨年は未勝利を勝ったばかりのキストゥヘヴンがフサイチパンドラを破って重賞初制覇。勢いに乗って桜花賞も勝った。過去5年の勝ち馬からは桜花賞馬ダンスインザムード(04)、キストゥヘヴン(06)、オークス馬スマイルトゥモロー(02)、シーザリオ(05、桜花賞2着)を輩出している。昨年の2着馬フサイチパンドラはオークスで2着し、エリザベス女王杯を勝った。牝馬限定戦最初の中距離重賞ということもあり、年々、底力が問われるレースになっている。
現時点で桜花賞のボーダーラインは1200万円。1勝馬は勝てばもちろん当確だが、2着では本賞金1200万と微妙な立場だ。しかも今年は重賞ウイナーイクスキューズが参戦する。阪神ジュベナイルFで5着し、クイーンCを勝った実力馬。力を試すには持ってこいの存在だ。
ミンティエアー、ポケットビスケット、アルビアン、ベッラレイア、アルティマトゥーレ、ザレマと魅力溢れる1勝馬が名前を連ねた。1勝馬の顔触れは他のトライアルよりも遥かにレベルは高い。
まずは抽選を潜り抜ける「強運」。そして、レースではJFKNo.5イクスキューズを打ち負かす「強さ」が不可欠だ。この2つを兼ね備えていれば、ウオッカ、ダイワスカーレット、アストンマーチャンの3強を脅かす存在になる。
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