春よ、遠き春よ… 辻三蔵の「ウィークエンダースプリングSプレビュー!
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 昨年のスプリングSメイショウサムソンフサイチリシャール(朝日杯FS1着)、ドリームパスポートきさらぎ賞1着)を下して、重賞初制覇。その後、メイショウサムソン皐月賞日本ダービーで二冠を達成し、ドリームパスポート皐月賞菊花賞2着、ダービー3着と存在感を見せた。当時、3番人気だったトーホウアラン(10着)が京都新聞杯を勝つのだからレベルが高かった。
 しかし、今年は重賞勝ち馬がサンツェッペリンだけと寂しいメンバーになった。オープン勝ちの実績があるフェラーリピサはダ1600m、マイネルシーガルはマイルと信頼に乏しい。
 ただ、今回は「ものさし馬」フライングアップルがいる。フサイチホウオーとは東京スポーツ杯2歳S(2着)、共同通信杯(3着)で0秒1差。ドリームジャーニーとは朝日杯FS(4着)で0秒3差。この馬に勝てば、クラシックへの展望が開ける。
 今朝、日刊紙の競馬欄を独占したサンツェッペリンは一頓挫あったのが痛い。京成杯(1月14日)後、北海道の加藤ステーブルへ。2月10日に帰厩したが、熱発して順調さを欠いた。弥生賞(3月4日)を目標にしていたのが、時計を出し始めたのが3月1日。回復に手間取り、調整不足なのは否めない。先週の追い切りでは目一杯に追って、先行したシルクダッシュ古馬1000万)に追いつくのがやっと。相手が馬なりな分、反応の鈍さが余計に目立った。しかもシルクダッシュが調子がいいかというと、名鉄杯で9着と惨敗。何とも心許ない結果だった。正直、陣営のコメントも京成杯のときほど、強気な声は聞こえてこない。明日の追い切り次第だが、何とか「間に合った」感じだ。春よ、遠き春よ…。
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