ザストレス!辻三蔵の「ウィークエンダー天皇賞(秋)プレビュー!
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 天皇賞(秋)は史上最強メンバーと言われた宝塚記念(7頭)を上回るG1馬8頭が参戦。ただ、GI馬の中には帝王賞ボンネビルレコードの名前も見える。JBCクラシックを除外されたので、JCダートの叩き台として参戦する。普通なら非難の的だが、フルゲートに満たない17頭立てなのでお咎めなし。ただ、アドマイヤムーンメイショウサムソンの二強はもちろん、シャドウゲイト、カンパニー、ローゼンクロイツの伏兵勢も今期緒戦なのが気になる。スプリンターズSスズカフェニックス(9着)、秋華賞ウオッカ(3着)を見ても分かる通り、休み明けでいきなりGIなのは明らかに不利。いくら、ケイコで乗り込んでいても、実戦を使っている馬とは息保ちが違う。
 凱旋門賞に向けて調整していたメイショウサムソンは緊張感を強いられる環境が4カ月続いた。美浦トレセンには8月15日から2週間以上、滞在。インフルエンザで陽性反応が出た後は8月19日まで馬場に出ていたが、その後は検疫厩舎で乗り運動中心の調整だった。8月31日に栗東に帰厩したが、9月9日から坂路で時計を出し始めている。リラックスするヒマがなかっただけに、ストレスをかなり溜め込んでいる。夏前の疲労が抜け切っていない恐れがある。
 逆にアドマイヤムーン宝塚記念後、完全休養。こちらはストレスは全くないが、緊張感を取り戻すのに時間がかかる。最終追い切りでどれだけ気持ちが乗ってくるか、注目したい。
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