「大庭も数打ちゃ当たる」辻三蔵の「ウィークエンダー
 ゴールデンウィークは土曜日がグリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』、日曜日は東京競馬場センターコートで行われた「レーシングセミナー」と「リアルタイム情報ステーション」に出演した。先週は「大庭が大穴を二度出したのにスルー」する失態を犯したが、今週は東京10RブリリアントSで大庭タマモクリエイト(12番人気2着)を狙い撃ち。1番人気キクノアポロとの組み合わせで馬連○−◎9,430円が的中。イベントでは「パドック、返し馬の雰囲気が良かったので3着は外さない」「キクノアポロとの馬連、ワイド(2,230円)がオススメ」と話したが、その言葉通りの結果になり、ホッと一安心。しかも「大外枠でもインを突いて伸びてくる」おまけつき。大庭も数打ちゃ当たる。ハズレを恐れずに、本命を打ち続けるしかないな。
 さて、肝心のNHKマイルCは本命に推したテイエムオオタカパドックで大汗をかいて、レース前に終わっている状態。いくら暑かったとはいえ、お腹から汗が滴り落ちるほど、大汗をかいては勝負にならない。本命を打ったのに申し訳ない…、パドック診断を踏まえた予想ではオススメできなかった。そのかわり、コティリオンリアルインパクトグランプリボスの順番で推奨できたのはせめてもの救いだった。
 レースは「逃げ馬が揃ったときは得てして流れは落ち着く」と予想した通り、フォーエバーマークが難なくハナを奪い、競り合いもなく、隊列はスンナリ決まった。大庭騎手もグランプリボスの一つ前のポジションが取れたし、追い出すタイミングも完璧。それでも伸び切れなかったのは「デキがなかった」からだろう。パドックを見た時点で素直に「買えない」と言ったのが当たったが、口惜しさが残るレースだった。
 それでも京都11R都大路Sでは、『競馬道On Line』「プレミアム予想」で推奨した3連単△-◎-○58,270円が的中したので、ゴールデンウィーク万馬券で締め括れた。先週の「オーバショック」も払拭できたし、今週こそ、G1を当てないとな。