もう春ですね

 大久保洋調教師のマスク姿を見ると、春の訪れを感じる今日この頃。みなさん、いかがおすごしでしょうか。大久保洋調教師と話しているときにくしゃみが止まらず、「お前も今年から花粉症デビューだな」と喜ばれた辻三蔵です。
 2月上旬から続いた仕事の波もひと段落。2月は毎年感慨深い季節になりますが、今年も忘れられない月になりました。2月12日のオープン型レーシングセミナーではフリー競馬ジャーナリストの大先輩である原良馬さんと初めて御仕事することができました。今年で78歳になる原さんの情熱溢れる喋りはもちろんですが、膨大な情報量が載っている下調べのノートを見たときに衝撃を受けました。『ホースニュース馬』社が休刊(2008年2月19日)して4年が経ち、フリーになってから5年目を迎えるにあたって初心に帰る大切なキッカケになったと思います。
 今回の出演がイベントデビューになった小渕高慶*1にとっても原良馬さんと一緒に仕事ができたのは大きな財産になったでしょう。
 私が初めてイベントに出演したのが入社2年目の「'99宝塚記念フェスティバル〜ノストラダムス大予言の真実〜」(大阪サンケイホール)。『競馬エイト』の椋木宏さんと一緒に美浦トレセンから大阪に向かいました。ノストラダムスに扮した井崎脩五郎先生と、今は亡き大川慶次郎さんと一緒の舞台に立てることに緊張の余り、足が震えた記憶があります。ちなみに予想は◎グラスワンダー、○ローゼンカバリー関東馬1点勝負(1着→4着)で外れました。。。その点、小渕君はデビュー戦の共同通信杯で◎ゴールドシップ→○ディープブリランテ馬単1点勝負で当てたのだから大したモノです。 
 2月19日のオープン型レーシングセミナーでは最終レース終了後に井崎センセーと兄弟子の須田鷹雄さんとの豪華!?スリーショットが実現*2。馬社休刊の日に、こんなサプライズがあるとは…。写真取って貰えば良かったな。
 肝心の予想の方も先週の『競馬道On Line』「プレミアム予想」では阪神11Rチューリップ賞(◎ハナズゴール4番人気1着)で3連単◎-△-○57,290円、中京11R中日新聞杯(◎ダンツホウテイ9番人気2着)3連単△-◎-△54,410円が的中。 特に新装開店の中京競馬場の予想はかなり力を入れていたので、メインレースが当たって何よりです。
 さて、本日3月9日は『パーフェクト種牡馬辞典2012−2013』自由国民社)の発売日です。今年は血統評論家でおなじみの栗山求さん*3と望田潤さん*4がメイン執筆者として携わり、全面リニューアルしています。私も本職に戻り、「トップ10種牡馬の調教から見た分析」を書いています。血統マニア垂涎の内容になっていますのでぜひご覧ください。

*1:ホースニュース馬』社の後輩で、馬社休刊後、競馬ブックに移籍。今年1月からフリーになる。肩書きはレースアドバイザー

*2:http://blog.livedoor.jp/suda_takao/archives/67331555.html

*3:http://kuriyama.miesque.com/?eid=152

*4:http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/c/821aeaee8d263af83ff9a7ef20266ecc